永守重信氏の名言が泣く!すぐやる経営哲学を関さんに押し付けた結果、退任に追い込んだ?【日本電産 創業者】

1973年、オイルショックの年にプレハブ小屋から仲間4人でスタートした日本電産。

今、後継者選びで揺れています!

 

今や世界一のモーターメーカーへと成長を遂げ(とげ)ました。

率いているのが、カリスマ経営者の永守重信さん。

メディアでの歯に衣着せぬ発言は、世間の注目を集めています。

この記事では、日本電産の永守重信さんの経営哲学と生い立ちについてお伝えします。

 

【速報!!】永守重信氏の後任日産自動車出身の関潤氏が退任!

ついに、2022年9月、日産自動車出身で日本電産に招き入れられた関氏が退社しました。

永守重信氏の熱烈なラブコールで迎え入れられた関潤氏

さすがに2022年4月の社長降格はくやしさではらわた煮え繰り返っていたと思います。

それでも大人の対応で「もう一度チャンスをいただけるなら」と冷静に記者会見に応じておられました。

 

それでも永守重信氏には何を言っても通じない

と腹をくくられた。

志半ばで退任するのはくやしかったことだろうと推測します。

永守重信氏の名言「すぐやる、必ずやる、できるまでやる」

永守重信さんの名言といえば、「すぐやる、必ずやる、できるまでやる」。

著書にもなっていますので、ご存じの方もいらっしゃるかと思います。

このことばで示されているように、口ではなく行動で示すことが大事だといっています。

「無理」「ノー」からは何も生まれない。

 

やってみなければわからない、動いてみなければ何も始まりません。

スピード感をもって挑戦する姿勢、わたしも見習いたいと思います。

 

永守さんは大変な仕事魔で、昔は1日16時間働いていたといいます。

ワーカーホリック、仕事中毒ですよね!ここまでくれば!

実際、永守重信さんの妻は麻薬中毒を疑ったのだとか!

普通の人間が寝る間も惜しんでぶっ通しで仕事ができるのは「ヤク」をやっているのではないか、と。

で、「ヤク」はやっていなかったんですが。

 

それはともかく

人の倍働かなければ成功できない、と自分に言い聞かせがむしゃらに働いて会社を大きくしてきました。

社員にも「朝まで働け」とハッパをかけていたといいますから、今の時代だったら完全ブラック企業ですよね。

さすがに近年は働き方改革で残業ゼロへとシフトしていますが、会社をここまで大きくした陰にはそんな歴史もあったのです。

永守重信氏の生い立ち・学歴は?

永守重信さんは苦労人です。

京都の農家に、6人兄弟の末っ子として生まれました。

父親を早くに亡くし、働きづめの母親に育てられました。

家計に余裕がなかったので進学も一時はあきらめかけたそうですが、奨学金を受けて職業訓練大学校(現在の職業能力開発総合大学校)電気科を首席で卒業しました。

 

経営者になると決めたのは、小学校のとき。

小学校3年生のとき友だちの家に遊びに行ったら、おやつやおもちゃも豪華なものを与えられていて驚いたと語っています。

誕生日に呼ばれたら、ケーキが出てきて驚いたのだとか。

友だちの父親は、会社の社長でした。

 

永守重信さんは、社長というポストにつくと、裕福なくらしができることをまざまざと見せつけられたといいます。

小学生のときに、現実を知ったのですから、永守重信さんの洞察力このときから鋭かったのですね。

将来、経営者になる!というハングリー精神が、今の永守重信さんをつくったのです。

 

永守重信氏のリーダーシップはゆるぎない行動力!

永守重信さんがカリスマ経営者といわれる理由をみてみましょう。

 

夢を実現する行動力があったから
部下任せにせず、自分で責任をとったから
人の倍働き、成功させるガッツがあったから
買収する会社の良し悪しを見抜く心眼力があったから
口だけでなく行動で手本を示したから
珠緒
このように、口先だけでなく行動を伴っているからこそ、部下をひっぱり部下がついてきたんですね。

永守重信さんは、典型的な昭和世代の経営者です。

骨がありガッツがあります。

永守さんの働く原動力となっているのは、ハングリー精神です。

負けたくない、成功したい!

ゴールを目指して走り続ける精神力が桁外れです。

歯に衣着せぬ物言いは、自信の表れでしょう。

一代で築いた大企業を息子に譲らなかった理由は?

一代で一兆円企業を築いた永守さんですが、2人の息子を後継者にはしませんでした。

息子は一兆円企業を率いる器ではない、きっぱりと言い切っています。

身内にも手厳しいですね。永守さんらしいです。

一本筋が通っています!

大企業ほど同族企業にしてはいけない、と考えていたからでしょう。

ビジネスと私生活をきちんと分けて考えている。

そういえば二代め社長が失敗する例も珍しくありませんものね。

永守重信氏、日産の関潤氏を口説いて社長にしたが自ら返り咲きのシナリオ【株主総会にて】

日産自動車の関潤(せきじゅん)氏を引き抜き、社長の座を譲ったのが。2021年6月。

カルロス・ゴーン氏の後始末に追われていた日産自動車社内で、関氏は、副社長の座を確約されていました。

そこに、永守氏の口説きが入り、熱烈なラブコールの末、関氏は日産自動車を離れ日本電産に移籍しました。

2030年には10兆円企業へと展望をいだいていた矢先、

2022年4月、いきなり永守氏が社長兼CEOに復帰したニュースは、驚きました。

 

原因は、業績の低下と株価の値下がり。

 

2022年6月17日の株主総会にて

日産自動車から招き入れた関社長は最高益を達成することができたのですが、営業利益率が10%に届かなかったという。

永守重信さんが掲げる目標が高すぎて

最高益でも利益がついていっとらんやないか!

永守氏のお眼鏡は厳しかったというわけです。

 

対する関潤(せきじゅん)氏は、大人の対応。

実力不足だったと謙虚に認め(顔は赤らみ、悔しい思いが腹の中で煮えくりかえっているのは想像できました)

もういっぺんやったるでーみときやー!!と決意を述べられていました。

珠緒 
関さん、がんばってください。株主総会の会見の様子から、関さんのくやしさ十分に伝わりました。
永守重信さんがカリスマ社長と言われるのは、飛び抜けた行動力と即決力、熱量の大きさ、人間力が並大抵ではないからです。
しかし、だれしも同じようにできるものではありません。
永守イズム(=主義)の継承をどうするのか、関さんを試すのではなく、見出してあげてほしいと思います。
永守さんが率いてきた日本電産は、永守さんのやり方が隅々にまで浸透しています。
短距離を一人で全力疾走するのではなく、タスキをつないでチームでゴールを目指す駅伝のように、目標に向かって一丸となる協調性を大事にしてほしい。

永守重信氏、カリスマ社長の後継者選びは簡単ではないことが証明された!

実は永守さんの社長返り咲きは、これが初めてではありません。

これまでも社外から有力な人材を引っ張ってきては後継者に据えるのですが、数年で交代させることが続いていました。

 

一代で築いた大企業を人に任せて、陰から見守るのはよほど難しかったのでしょう。

メディアでの歯に衣着せぬズバリのものいいは、現場でも同様なのでしょう。

スピード重視、まどろっこしいのが我慢できない。

なんせ、すぐやる必ずやるできるまでやるの人ですからねぇ。

 

それでもできるまでやるまで見守ってあげる長い目も持ち合わせていただきたい!

と、ニュースを見てわたしは思いました。

珠緒
口出しせんと見守る姿勢が大事なんでは

 

もういい加減、永守重信さんのコピーを次期経営者に求めるのではなく、業績だけで判断するのではなく、

改革と革新の方向に舵を切ろうとする後継者にまかせることも大事なのではないでしょうか。

カリスマ経営者の後を継ぐ人に、自分を超えるカリスマ性を求めるのは、自分で自分の首を締めることになりませんか。

永守重信氏の資産は?私財投入で大学経営に乗り出す?

永守重信さんの純資産は2021年現在、87億円です。

2021年

日本ランク4位

永守重信

87億

※引用:Wikipedia 日本の資産家一覧

それにしても個人資産が87億とはすごい数字ですね。

なにくそ精神、ハングリー精神のたまものでしょう。

 

そして2019年、永守重信さんは100億円ともいわれる個人資産を投入して、京都先端科学大学の経営に乗り出しました。

永守重信さんは、日本電産で有名大学出身の学生を採用してきましたが、仕事ができることと有名大学出身であることは、必ずしもイコールではないといいます。

京都先端科学大学が目指す学生像は、英語ができる学生、コミュニケーション能力が高い学生です。

近畿で難関大学といわれる関関同立(かんかんどうりつ: 関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学)のような大学ではなく、とんがった人材を育てたい、と意気込みます。

卒業時に、TOEIC650点以上の英語スキルを求めます。

これは、日本電産が世界で戦うためには、英語力が必須だからです。

京都先端科学大学は実は、永守重信氏が理事長に就任する前はあまり人気のない大学でしたが、永守重信氏が理事長になってからめきめきと人気が上がっています。

大学教育に革命を起こすと意気込む永守重信氏、理事長としての凄腕ぶりが注目されます。

永守重信氏が見抜く倒産しそうな会社とは?

永守重信さんは、M&A(企業買収)で日本電産を大きくしてきました。

買収した企業の雇用を守り、誰も損をしない買収を心がけてきたといいます。

買収する企業はどんな企業でもよいわけではありません。

倒産しそうな会社は買ってはいけないと言っています。

永守さんいわく、倒産しそうな会社には次のような兆候(サイン)があるといいます。

 

職場が汚い

社員同士があいさつしない

役員が平日にゴルフをしている

 

そんな様子が見られたら改善しなければ危険です。

永守重信が説くリーダー論とは?

骨太の経営哲学で、一代で会社を一兆円企業に育てた永守重信氏。

さぞスパルタの経営哲学なのかとおもいきや、特別に難しいことは言っていません。

  • 大きな課題は最小タスクに分ける
  • できないと思えば負け、「できる」ことばに出すことで困難は解決できる
  • 最後の最後までねばれ!最後に運が待っている
  • 難しい課題にはチャレンジしてみよ!クリアしたときの喜びは成長の糧(かて)となる

 

など、できないことをできるようにするノウハウがぎゅっとつまっています。

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最後まで読んでくれはって、ほんまにおおきに〜〜ありがとうございます!