伊勢神宮には特別な参拝があるらしい。
御幌 (みとばり)の内側に入れるんやって〜
そんなうわさを聞いてから、特別なお参りをできる日を心待ちにしていました。
「正式参拝」というやつです。
正式参拝にはドレスコードがあり、神の領域で参拝できるか否かは、神職の服装チェックに委ねられています。
この記事では、正式参拝の服装や詳細、事前準備についてお知らせしています。

伊勢神宮 正式参拝とは
「正式参拝」とは、御幌 (みとばり)で仕切られている中の敷地に入って参拝することです。
正式参拝は、特別参拝、御垣内参拝(みかきうち)ともいいます。同じ意味です。
伊勢神宮の公式WEBでも、実際に伊勢神宮の敷地内でも、「正式参拝」についての広報はいっさいしていません。
強いて言えば、敷地内の立て看板や社務所で「造営資金」を募っています。
造営資金とは20年に一度神殿を建て替えるための資金です。
造営資金を納めると=正式参拝できる
造営資金を納めることで、正式参拝がかないます。
伊勢神宮 正式参拝、金額、申し込み方法は?予約はできる?
正式参拝は、広報していないので正式な情報が出回っていませんが、わたしが実際に参拝してきた経験から下記のように手順を踏むと、誰でも参拝ができます。
- 金額:2,000円〜 3,000円でも5,000円でも10,000円でもOK (要は気持ち)
- 表書き:蝶結びののし袋に 初穂料 フルネーム
- 注意点:1人1寄付(夫婦で参拝したい場合は1人2,000円〜✖️2人分)
- 参拝時間:5:00−19:00(早朝から開いています! 終了時間は季節によって変動あり)
- 受付場所:内宮・外宮とも神楽殿の神札拝与所(お守りを売っているところ)の造営資金窓口
- 手順:
- 当日「ご造営資金を納めたい」と申し出て、複写伝票に記入、準備してきた初穂料を添えて提出
- 特別参宮章を渡される(1人1枚 外宮・内宮フリーパス)
- 外宮内宮とも、正宮左手の詰め所に詰めている神職に特別参宮章を見せる
- 神職の服装チェック(上から下までジロジロ見るようなことはない、お参りするのにふさわしいかをさりげなくチェック)
- 記帳する
- いよいよ神域へと!
- 予約:不可
わたしたちは夫婦で正式参拝に臨んだのですが、落とし穴は、造営資金でした。
2,000円×2人分に少し色をつけて5,000円を1つののし袋に「初穂料」として代表のわたしのフルネームを書いて納めました。
・初穂料 珠緒 5,000円
これで夫婦2人分のつもりでしたが、1人分として扱われてしまいました。
ここまで来て数千円のことで「いやあれは2人分としてお納めしたつもりですから」とか、お金のことであれこれ言うのはみっともないし、神様の手前避けたいので、
オットは2,000円をその場でお納めしました。
これで1人1枚の特別参宮章を授けていただきました。
はじめからのし袋は各自で用意しておけばOKです。
下記のように
・初穂料 珠緒 3,000円(金額は任意)
・初穂料 オット 2,000円
特別参宮章は外宮・内宮とも1枚でパスできますので、日をまたいで参拝する場合は無くさないようにしてくだださい
・特別参宮章1枚で、外宮・内宮とも参拝できる(日をまたいでもOK)
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伊勢神宮 正式参拝、女性の服装・靴・アクセサリーは?ブラックフォーマルでOK!
- 服装:ブラックフォーマルが基本
- 靴:パンプス
- アクセサリー:パールネックレスOK
- バッグ:御垣内に入る前に詰め所に置いておく(持って入らない)が、黒が望ましいと思う
- 帽子:なし
御垣内の玉砂利は「砂利」レベルではなく、河原にあるようなごつごつした大きな「石」サイズ。
ハイヒールでは歩きにくいどころか、ヒールが折れてしまいます。
ローヒールか、かかとの太い安定感のあるパンプスがおすすめです。
もしくは、履きつぶしても惜しくないそれでいてヨレヨレではない失礼にあたらない靴で。
・スニーカー(玉砂利が歩きにくくてもスニーカーはNG)
・膝が出るミニスカート(露出を避ける)
伊勢神宮 正式参拝、男性の服装・ネクタイは白?
- 服装:ダークスーツ(モーニングや礼服でなくてもOK)
- ネクタイ:青や白など地味めで(派手なものは避けて)
- 靴:革靴
オットはうすい黄色のネクタイでしたが、服装チェックは通過しました。
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伊勢神宮 正式参拝、受付終了時間季節による変動
伊勢神宮 正式参拝(外宮・内宮)参拝時間 | |
月 | 参拝時間 |
1 2 3 4 9 | 5:00-18:00 |
5 6 7 8 | 5:00-19:00 |
10 11 12 | 5:00-17:00 |
終了時間は季節によって変動しますが、開始時間は午前5時というのは一定です。
早朝から開いているのは、ありがたいですね!
早朝は人も少なく、空気も澄んでいてすがすがしく、貸切のような特別感が味わえるので、ぜひとも早起きして早朝の参拝がおすすめです。
伊勢神宮 特別参拝 事前準備編
このように伊勢神宮の特別参拝は、事前に少しだけ準備が要りますが、知っておけば難しいことではなく、むしろ準備をすることで確実に参拝ができます。
- 参拝日に確実にお参りできるか、祭祀や特別な行事(皇室の方が参拝されるなど)が入っていないか、電話で確認
- 電話:神宮司庁 0596-24-1111(8:30-16:30)
- 初穂料をのし袋に入れる
- 当日の服装を準備する
ぜひ、このすてきな機会を、一人でも多くの方に体験していただきたいと思います。
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最後まで読んでくれはって、ほんまにおおきに〜〜ありがとうございます!