- 2022年10月14日
- 2024年7月4日
能の演目で怖い『鉄輪』あらすじ・感想|愛は憎しみと紙一重 妻の悲しき執念、取り戻せなかった夫の愛
能には、激しい嫉妬を題材にした演目があります。 ご紹介する「鉄輪(かなわ)」は、夫に裏切られた女の悲しく憤懣(ふんまん)やるかたないお話です。 わたしには、この女の気持ち、よくわかります! 同じ女性ですからね。 「鉄輪(かなわ)」は、初めて能を見る人 […]
能には、激しい嫉妬を題材にした演目があります。 ご紹介する「鉄輪(かなわ)」は、夫に裏切られた女の悲しく憤懣(ふんまん)やるかたないお話です。 わたしには、この女の気持ち、よくわかります! 同じ女性ですからね。 「鉄輪(かなわ)」は、初めて能を見る人 […]
貪欲(どんよく)でずるがしこい商売のことを、阿漕(あこぎ)な商売、と言いますね。 阿漕とは、このようにあくどい商売のことを指す言葉です。 悪徳商売の代名詞のようになっている「阿漕」ということばですが、語源をたどれば少しニュアンスの違う物語が元になって […]
狂言は人間味あふれるユーモア満載の、楽しく鑑賞できる伝統芸能です。 狂言を見慣れていない人でも、ことばはわりと聞き取ることができますので、心配することはありませんよ。 狂言「二人大名(ふたりだいみょう)」のあらすじとみどころをご紹介します。 狂言「二 […]
能の演目200曲ほどのうちほとんどは物語に季節が設定されています。 この記事では春夏秋冬に上演される能の演目を、例としてご紹介します。 新年に上演される能の演目 翁(おきな) 能楽成立以前の特殊な演目です。 能にして能にあらずといわれる、能が今のかた […]
かねてより一度は観たいと切望(せつぼう)していた能・翁を観てきました。 この記事では、翁の鑑賞記をお届けします。 【能・翁初鑑賞記】感想と見どころ 揚幕(あげまく)から行列をなして現れた演者の列。 出だしからしていつもの能の演目とはまったく違っていて […]
「羽衣」は能を初めて見る人や初心者におすすめの演目です。 日本の伝説「天の羽衣(あまのはごろも)」に題材をとったストーリーで、子どもの頃に読んだり耳にしたことのある人もいるでしょう。 しあわせ気分にひたれおめでたく、気分が上がる演目です。 能って難し […]
能の演目は現在、250曲ほどあります。 それらのほとんどが室町時代に書かれたもので、当時の世相を知る生きた資料となっています。 その中の140曲ほどが現在でもよく上演されています。 能を初めて見ようとしてチケットをとるとき、できれば演目を選んで見るの […]
能にくらべてわかりやすいといわれる狂言ですが、初めて見るときは、できればわかりやすい演目を見たいもの。 狂言のおもしろさがわかり、狂言の世界により興味が出てきますよ! この記事では、狂言を初めて見る方にもおすすめの演目をご紹介します。 狂言の有名な演 […]