世の中には、人を小馬鹿にしたようなもの言いをする人、いますよね。
上司や同僚にこのタイプ、上から目線の人がいたなら、苦々しい(にがにがしい)思いをすることと思います。
わたしも上から目線の人に嫌な思いをさせられたクチです。
この記事では、わたしの体験をもとに、上から目線の人の特徴と心理、末路について書いています。
職場の上から目線な人の態度に心が折れそうになっている人のお役に立てたらさいわいです。
上から目線の人は嫌われる
上から目線の上司のもとで働きたいと思う人はいません。
なぜなら、上から目線の人のそばにいると、ビクビクして萎縮(いしゅく)してしまい、本来のパフォーマンスが発揮できないからです。
相手の立場でものを考えず、自分の主義主張や価値観をおしつけてくる上司は、部下を萎縮させます。
ダメ出しが多かったり、自分基準で判断したりする「上から目線」の上司の元で仕事をすると、やる気が萎えて(なえて)失せます。
こうなると、仕事がおもしろくありません。
上から目線の人が嫌われるのは、心の意思疎通ができないからです。
コミュニケーションはお互いが心を通わせて成り立ちます。
しかし、上から目線の人からは一方通行の命令がおりてくるので、心の交流が成立しません。
上から目線の人は、それでコミュニケーションをとっている気になっているのだとしても、「命令」されたほうはそうはとらえていません。
一方的な「命令」はコミュニケーションとはいいません。
上から目線の人はなぜ高圧的なのか
上から目線の人が高圧的な理由を挙げてみます。
プライドが高い
自分がいちばん偉い、できる、と思っています。
威厳を保ちたい
上から目線で偉そうなもの言いをすることで、存在感をアピールしたい狙いがあります。
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劣等感を隠し持っている
意外かもしれませんが、上から目線の人は劣等感を隠すためにわざと高圧的な態度をとっていることがあります。
自分に自信がなく不安を隠し持っている。
これはほんとうに多くて、劣等感の裏返しが高圧的な態度になっていることは、よくある例です。
上から目線の人の特徴
上から目線の人はこんな特徴があります。
自分のものさしで人を見る
上から目線の人は、自分のものさしに人を当てはめて、適応、不適応を判断します。
上から目線の人は、自分のものさしの目盛りが狂っていることを知りません。
自分にしか通用しない尺度でものごとを判断します。
でも、これってとても危険なこと!
あとあと影響が及んできます。
主義・主張を押し付ける
狂ったものさしを使っているせいで、判断力も主義主張も、自分基準です。
主義主張を押し付けるので、常識人との間にひずみが生じます。
しかし当人は、それが正しいと信じて疑わないのですから、まるで「裸の王様」。
あとでしっぺ返しをくらいます。
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反論の余地を与えない
反論などしようとするものなら、ピシャリ!!
反論の余地を与えないくらい、先制をかけてきます。
上から目線の人は、価値観が狂っているくせに弁が立つのです。
このタイプの人には、真正面から戦わない、あえて「負けるが勝ち」の姿勢がかしこい反論となります。
上から目線の人の末路は孤独
自分のしたことが返ってくる因果応報(いんがおうほう)の法則に当てはめれば、上から目線の人の末路は孤独といえます。
先般お亡くなりになった京セラの稲盛和夫さんは、経営の神様として多くの人に慕われていました。
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同じような例を、わたしも経験しました。
上から目線の人が仕切っている職場を退職したあと、まさかの退職連鎖が起こったのです。
無理もありません。
上から目線の上司の指示は、半ば押し付けです。
人の心は、力ずくでは動かせません。
威厳を盾に切る上司に誰が従おうと思いますか?
人に寄り添って共に課題を解決していこうとする人間性を備えているリーダーについていきたいと思うのが、人です。
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上から目線の人はアドバイスしたがる
上から目線の人は、人のためによかれと思ってアドバイスをするのも特徴です。
これほんとに迷惑なんですよね!!怒怒
たとえば、同僚の服装について、「今日のトップスには、この前はいていたパンツがよく合うと思う」とか
人のコーディネイトに口出ししないでほしい
「キャビネットの中のファイルの置き方は、この順番にすると取り出しやすいと思う」など
私の提案するこのやり方がいちばんよいから、これからはこのやり方にしましょう。
とアドバイスをします。
わたしが言われたもっとも心に残っている余計なひとことは
「そんな態度ではどこに行っても通用しませんよ」
それは退職前、あまりに細かい指摘というか、重箱の隅をつついてくる態度 にうんざりして
つい、タメ口で反論したときいただいたアドバイスでした笑
ええぃ、大きなお世話やわ!と思いましたがそれ以降ぐっとこらえました。
人の心に土足で踏み込んでくる上から目線のことばでしたね、まさに。
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アドバイスはときに、余計なお世話にもなります。
アドバイスと余計なお世話とは紙一重(かみひとえ)
相手の領域をおかすと、人は離れていきます。
自分の意見ややりかたを押し付けるのは、人に嫌がられます。
上から目線の言い換え
- 高圧的
- 偉そう
- 偉ぶる
- 人を小馬鹿にする
- 人を見下げる
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最後まで読んでくれはって、ほんまにおおきに〜〜ありがとうございます!