イエスマンの末路がヤバイ!無能な上司に従った行く末は組織崩壊の危機?!

上司に従順に従う人をイエスマンと言います。

上司の命令をよく聞き、上司からかわいがられるのがこのタイプの人。

でも、従順な部下(イエスマン)は、会社にとって落とし穴にもなることを知ってください。

この記事では、イエスマンが会社に生み出されてしまう理由と、イエスマンがはびこる会社の危機について書いています。

イエスマンを生み出す理由!上司が無能でワンマンだから

どんな指示でも素直に従い、わかりましたと言って引き受ける人をイエスマンと言います。

ときには上司や社長のご機嫌取りやごますりをしてポイントを稼ぎ、ちゃっかり出世をねらっている人もいますね。

上司にとっても部下が従順に従ってくれると、仕事がやりやすいですよね。

 

でもちょっと待ってください!

上司の指示が絶対なのでしょうか?

もっとほかに良いやり方があるかもしれません。

社長や上司が聞く耳を持たなくて意見を言うことができないのであれば、よいアイデアをひとつつぶしてしまうことになりませんか。

 

イエスマンは社畜とほぼ同意語です。

社畜はなぜやめない?洗脳された社畜のあるあると末路についてはこちらに詳しく書いています。

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歯車

 

パワハラまがいで押し付けが厳しいと、萎縮(いしゅく)して意見も言えません。

上司のマネジメント力が適切でないと、言うだけ損、何を言っても無駄という空気が生まれ、誰も間違いを正さなくなります。

その結果はどうなるかというと、考えただけでもおわかりですね。

イエスマンが大量発生している会社の末路、組織崩壊の危機!

アンデルセン童話の『裸の王様』、子どもの頃に一度は読んだことがある人も多いでしょう。

【裸の王様:概要

うそつきのはたおりの職人に、バカ適職についていないものには美しい布が見えないと吹き込まれた大臣らと王様。

見えない布を見えると言って大臣らは、その場を取り繕った。

王様にも見えない。

でも王様は自分がバカだと認めたくないので見えると言う。

パレードに出たが、町の人にも見えない。

町の人たちもみなに合わせて見えるふりをする。

そのとき、大人の事情など知らない一人の子どもが「王様は裸だ!」と叫ぶ。

 

童話「裸の王様」は王様がバカだ!という印象が強い物語かもしれませんが

集団の意見に同調せず、真実をハッキリ言う人が必要だという教訓が含まれています。

 

大人は事情や忖度(そんたく)をまず先にかんがえてしまいますが

間違っていることは間違っているとはっきり言わないと取り返しのつかないことになりますよ、といういましめを読み取ることができます。

あと、うそつきの機織り職人は詐欺師(さぎし)です。

人を見極める目を持つことも教訓として盛り込まれています。

 

子ども向けと思っていた童話ですが、深い教訓が込められた大人にこそ読んでほしい本ですね。

イエスマンばかりで周りをかためてしまったら、進む方向を間違えたとき、軌道修正できなくなってしまいます。

恐ろしいことですね。

わがまま社長には逆らえない!イエスマンが君臨した末路!

五輪汚職で明るみに出た贈賄容疑で、2022年9月出版大手KADOKAWA(角川書店)の角川社長が逮捕されました。

出版部門の受注の便宜(べんぎ)をはかってもらうため、大会組織委員会元理事の高橋治之容疑者(受託収賄容疑で逮捕)に、6,900万円のわいろを渡した疑いです。

KADOKAWA社内では社長の権力が絶対で、逆らえない空気があったといいます。

社長は裸の王様で、まわりはイエスマンでかためられていたのだとか。

7,000万円近くの大金を自由に操れること自体、経理部門が機能していなかった証拠ではないでしょうか。

 

中小企業の社長が会社を私物化するのはよくある事例ですが、大手の会社の私物化は社会に与える影響も大きいです。

事件を機会に、体質が改善されることを願います。

イエスマンを分類すると2種類ある!

タイプ1 忠犬 

飼い主に忠実に従い尽くすのがこのタイプ。

おべんちゃらをつかって気に入ってもらおうとする、世渡り上手な面があります。

一方で自分はラクして権力になびきたい、ずるい考えももっています。

 

忠犬タイプはまたの名を社畜といいます。洗脳された社畜のあるあると末路についてはこちらに詳しく書いています。

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タイプ2 あきらめた人

上司の権力は絶対だから反論するだけ無駄、意見を言っても耳を傾けてくれない。

反論は無理、だからなびくしかない、あきらめた人がこのタイプです。

反論してもしかたがないので、とりあえずYES、しかし心ではNO!

この手の人は、仕事は生活のためと割り切っています。

生活のために、やりがいのない仕事を毎日、つまらなくやるしか方法がないのです。

 

ちなみに、タイプ1とタイプ2には温度差があり、タイプ2のあきらめた人ははタイプ1の忠犬を冷めた目で見ています。

忠犬タイプは会社にとって一見よさそうに思えますが、反対意見を言わないのは上司の言いなり、悪い点が改善されない問題点をはらんでいます。

あきらめた人はなおさら、意見してもしかたがないと思っているので、自分の意見を口にすることがありません。

このようにひとつの会社にタイプの違う2種類のイエスマンが存在することで、温度差が埋まることはなく会社のまとまりは難しくなります。

【まとめ】イエスマンの末路は悲惨!会社にとってもよくないことだらけ

事を荒立てないように充実に尽くしてきたイエスマン、結局は悲惨な末路が待っています。

イエスマンばかりが残った会社は、社長のワンマン経営で時すでに遅しという状態になっていることも。

とくに忠犬タイプのイエスマンは、最悪です。

言われることをはいはいと聞いていた結果、会社の業績は傾き、行き場がなくなっているなんてことも。

 

そうなる前に、本気で上司に意見するか。

それができなければ、会社を去ることも検討しておいたほうがよいと思います。

 

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最後まで読んでくれはって、ほんまにおおきに〜〜ありがとうございます!