給料という甘い蜜で会社にしばられ、忠犬のように尽くす会社員を社畜とよびます。
この記事では、社畜が会社をやめない理由と、社畜あるあると末路について書いています。
社畜は洗脳されているから社畜である!
社畜は会社という小国のリーダーに洗脳された奴隷のような存在です。
会社とは、外部の力が及ばない独立国家のようなもの。
世間の常識が通じない、閉ざされた小国です。
そんな会社に1日8時間どっぷりつかり、外の世界から隔離されて仕事をしていると
あたりまえでない規則もあたりまえに思えてくるからこわいのです。
つまり、一種の洗脳状態に脳がもっていかれるのです。
この世界ではこれが常識なのだ、と。
社畜はほぼイエスマンです!イエスマンについてはこちらに詳しく書いています
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このように人間の脳は、自分に都合のよいように考えてしまうクセがあります。
社畜はなぜやめない?洗脳のおそろしさ!
社畜は洗脳されているので、理不尽なことがあっても言いたいことをグッとのみこみ、上司の命令に従います。
上司の命令は絶対、忠犬がご主人様に尽くすように、無理な要求でもがんばってしまうのです。
だまされているのにだまされていないと思い込み会社に尽くします。
社長が言ってはいけない言葉| 従業員が感じた「これを言ったらおしまいよ」
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閉ざされた狭い世界に幽閉されていると、まわりが見えなくなります。
会社の常識は世間の非常識であるにもかかわらず、環境にどっぷりつかりここが居場所だと錯覚します。
社畜を飼い慣らしている会社は民度が低いことが多いです。
民度(レベル)の低い職場の特徴についてはこちらに詳しくまとめています
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錯覚どころか、社畜化してしまうと自分の会社に誇りを持っている社畜さえいます。
社畜は社長に気に入られて(実際はあやつられているだけ)おり、会社にとって君が必要だと常に洗脳のシャワーを浴び続けています。
やめたくてもやめられない社畜の事情
いつも、辞めたいやめたいと口癖のように言っている人ほど、いざとなったらやめません。
やめたい気持ちはあるけれどやめられない理由があるのです。
- 生活のために働かざるを得ない
- 社畜の自分に酔っている
- 転職するきっかけがつかめない
- 自分がいないと会社が回らないと思っている
- 辞める勇気がない
- 転職して次の仕事が見つかるか不安
- あきらめている
一つずつ見ていきましょう。
生活のために働かざるを得ない
食べていくため、家族を養うために、社畜となって飼い慣らされても現状に甘んじるしかない。
転職活動をする余裕などない。
日々のお金を稼ぐことに精一杯で、外の世界に飛び出す勇気も気力もない。
社畜の自分に酔っている
仕事が好きで、馬車馬のように働けることにしあわせを感じている。
自分は会社に尽くしているという自負があり、そんな自分に自分で酔っている。
やめるきっかけがつかめない
会社をやめるには、自分の中で区切りがついたときが多いですよね。
そんな決定打がないまま、ずるずると勤務しているので、きっかけがつかめない。
自分がいないと会社が回らないと思っている
勤務年数が長くなると、会社の内部事情に精通しており、会社の主(ぬし)になっている。
変な責任感から、自分は会社にとって必要な人間だと自信を持っている。
会社が居場所、会社が家庭よりも自分らしくいられる場所である。
辞める勇気がない
退職を切り出すのは勇気が要ります。
卒社や転職があたりまえになって時代でもなお、地方の中小企業では「退職は裏切り」ととらえる経営者もいます。
まして、長年勤めてきた会社を退職するのは、定年でもない限り切り出しにくいのが、現実ではないでしょうか。
転職して次の仕事が見つかるか不安
これ意外と多い気がします。
いざ辞めたところで、次の職場が見つかるかという不安から、ずるずるとい続ける。
でも案外、辞めてみるとなんとかなるもんですよ!
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あきらめている
会社は給料を稼ぐ場所だと割り切ってあきらめている。
洗脳されている社畜とは一定の距離を置き、自分は社畜ではないオーラをかもそうとしているが、しょせん社畜に変わりはない。
社畜あるある
会社が気になって土日出勤してしまう
社畜は、無意識に自分でも気づいていないあるあるが態度に出てしまいます。
社畜の末路
社畜の末路は、飼い慣らされた結果、定年まで勤め上げ社畜人生を終えます。
定年後の再雇用で、再び社畜人生をスタートさせる人もいます。
今は70歳まで働く時代ですからね。
逃げたくても逃げられないカゴの中の鳥は、外の世界に出て初めてあれは社畜という名の奴隷だったと気づくのです。
そのときにはもう就活できない年齢になっているだなんて、おそろしい末路ではありませんか!
今、この記事を読んでくださったあなたは、
まだ余力が残っているうちに見切りをつけて次の展開に進まれることをお祈りしています!
もし、辞めたくても辞められない、退職を切り出す雰囲気ではななど、社内に問題がある場合
そんなときは退職代行を使うのも、身を守る手段となり得ます。
退職代行はできれば使いたくない。常識ある社会人ならそう思う人が大多数だと思います。でも、辞めたくても辞められない、大人の事情を抱えている人にとって、自分が壊れないためにはやむを得ない場合もあるでしょう。私が経験した退職のリアルは、退職を告げた後の数か月、針のむしろのような日々を過ごしたことです。退職を切り出す勇気よりも、その後が怖かった!
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