金の切れ目は縁の切れ目と、昔から言われます。
お金と縁とはどんな関係にあるのでしょうか。
お金の切れ目は縁の切れ目なのでしょうか。
お金の切れ目が縁の切れ目は、本当です。
なぜならば、お金とは「信用」であり「契約」だからです。
退職、離婚を例にとると、「契約」が終わったら縁が終わります。
この記事では、金の切れ目が縁の切れ目と言われるわけについて考えてみます。
金の切れ目は縁の切れ目は本当か?
お金の切れ目は縁の切れ目、これは本当でしょうか?
金を貸せば友を失う、ということわざもあります。
貸したお金は戻ってこないものと心得よ、とよく言われますね。
親しい間柄でもお金の貸し借りには慎重になるべきです。
事実、友人が起業する際に、連綴保証人になったばかりに債務(借金)を身代わりしたなどという事例は、小説や映画の世界にはごまんとあります。
連帯保証人の欄にサインするときは、よくよく考えてからにしてからにしたほうがよいでしょう。
もしものときは、サスペンス小説が一冊書けるほどの苦労を背負うことになるかもしれません。
金の切れ目は縁の切れ目だと、わたしも強くそう思います。
もし友人にお金を貸して戻ってこなかったとしたら、友情が壊れると思います。
なぜならそのお金は、友人を「信用」して「友情」から貸したお金だからです。
金額にもよるでしょうが、返してもらえなかったら信頼関係は崩壊します。
それがつまりは、金の切れ目が縁の切れ目といわれるひとつの事例です。
友情を続けたいと願うなら、友人にはお金を貸さないか
どうしても貸すようなことがあれば、戻ってこないことを承知の上で、「渡す」べきでしょう。
お金とは何か?
お金の切れ目が縁の切れ目と言われるのは、おおかた当たっています。
なぜなら、お金とは、信用をかたちにしたものだからです。
商品を購入するとき、お金を払いますよね。
お金とは等価交換のツールです。
食料品を購入するときはその購入価値に見合った金額をスーパーに、洋服を買ったときにはその代金を洋服屋さんに支払います。
取引をするときにお金を支払うのは、あたりまえのことです。
というか、
お金がからまない取引などありません。
慈善事業でもない限り、資本主義社会では、取引にお金はつきものです。
極端な例をあげると、万引きは、犯罪です。
なぜなら、支払わなければならないお金を支払わずに、物品だけ手に入れるのですから等価交換のおきてに反しています。
だから、万引きすると窃盗罪で刑罰が与えられるのです。
お金とは生きていくために必要な等価交換の手段です。
目に見えない信用や人格や能力をお金という紙で、社会に示しているのです。
金の切れ目が縁の切れ目の事例:退職
お金の切れ目が縁の切れ目である事例のひとつが、退職です。
退職する理由は、定年、転職、解雇、などがあげられます。
定年まで勤め上げて晴れて退職。
これまでの奉職のごほうびとして退職金が支給されます。
このお金は、これまでの苦労をねぎらってくれる意味があります。
お金の流れは退職金を受け取って終わり、会社との縁は終わりますが、文字通り会社に奉仕した長年の感慨がよい縁の終わらせ方となることでしょう。
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では、転職した場合はどうでしょうか。
余談ですが、転職理由でもっとも多いのは、人間関係なんだそうですよ!
会社で働くということは、時間とスキルを会社に売って給料をもらうという雇用契約です。
転職することで、雇用関係は終わり、お金の流れも途絶えます。
ともかく、会社を辞めるとうことは、何らかの理由があってのこと。
その縁が終わるということで、お金の流れも途絶えます。
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転職の場合には、お金の縁と同時に自分の意思がはたらき、金の切れ目が縁の切れ目となるケースは多いです。
解雇された場合も同じく、労働契約が終わるのですから、お金の切れ目が縁の切れ目となります。
お金の流れが途絶えたら、縁が終わるのです。
金の切れ目が縁の切れ目の事例:離婚
離婚の場合は、もっとわかりやすいです。
離婚協議では、慰謝料や財産分与、養育費などが取り決めされます。
好きで結婚した二人でも、価値観の相違などで離婚に至ってしまった場合、お金を抜きに離婚することは難しいのです。
なぜならお金とは、生きていくためのツールであり、明日から住む場所を探すにもお金がないと借りられません。
取り急ぎお金が必要になります。
子どもたちの親権は妻の私が持ちます。
子どもたちが大学を卒業するまでの養育費は、きちんと払ってね。
話し合いでお金の約束をして、晴れて二人は離婚します。
お金の切れ目が縁の切れ目とは、よく言ったものですね
お金とはエネルギーなので、流れを止めずに循環させているうちは縁も運んできてくれますが、一旦流れが止まってしまうと、縁も終わってしまうのです。
離婚に関してのお金でいえば、一緒に暮らすのは無理だと感じた夫婦は別れることを選んだ。
お金や財産を分けて、子どもは妻が引き取って離婚。
子どもたちへの養育費の支払いが終わったら、その先のお金の循環はない。
その時点で夫婦は本当の他人になれるのかもしれません。
金の切れ目が縁の切れ目の事例:手切れ金
お金はエネルギーを持っています。
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お金で解決したいとき、お金でことを終わらせたいときに「手切れ金」を支払うようなケースもあります。
不倫相手と別れるときに、愛人関係を精算する名目で払います。
これぞまさに縁の切れ目ですよね!
お金は人間関係を終わらせるときにも有効なんですね!
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最後まで読んでくれはって、ほんまにおおきに〜〜ありがとうございます!