職場とは仕事をする場所ですが、避けて通れないのが人間関係です。
これまでわたしは数社を渡り歩いてきました。
勤め人として経験を積ませてもらったおかげで、今はフリーで仕事をしています。
ここまでくるには胃に穴が開くほどの思いも経験してきました。
この記事は、人間関係に疲れている人に私の経験がお役に立てれば、という思いで書いています。
職場は仕事をするところ、人と無理に親しくしなくてよい!
新しい環境に身を置くとはじめのうちは、誰しも張り切ってしまいます。
早く仕事を覚えよう!
職場の人とうまくやっていこう!
先輩や同僚から、趣味や家族構成など聞かれたらふつうに話をするかもしれません。
でも、ちょっと待って!
これが結構危険ですよ〜
最初からプライベートは話さないほうが自分の身を守ることになります。
まぁそうは言っても、プライベートをまったく開示しないわけにもいきませんよね、ふつう。
スムーズな人間関係やコミュニケーションのためにも、住んでいる沿線や、独身かどうかくらいは明かしても問題はないでしょう。
ただ最寄りの駅名まで話す必要はないと思います。
さらっと大枠だけ開示したら、趣味や家族構成など詳しく話す必要はありません。
会社とは仕事をする場所です。
その人が何が好きで、どんな生活をしているか私生活は関係ないのですから。
仕事で成果が出せればそれでよいのです。
職場では友だちを作る必要はありません。
親しくなる必要はありません。
会社員なら誰しも、一度や二度、会社に行きたくないと思ったことはあるでしょう。会社とは仕事をしてお金をいただくところですが、人間関係を抜きに考えることはできません。会社で仕事をするということは結局のところ、人間関係をうまくやり[…]
心を開いたら、お局いじめにあった話
わたしは、中途入社で入った職場で、最初のうちこそ周りから親切にしてもらいましたが
3か月と経たないうちにお局いじめに悩まされるようになりました。
お局は最初の頃は親切でした。
わたしも親切な先輩だなと思って、慕って(したって)いたほどです。
一緒に得意先回りに同行させてくれたり、ランチに誘われたらご一緒しました。
ところがじわじわと、これってもしかしていじめ??って思うようなことが始まり
半年後にははっきりといじめを自覚しました。
自分ではどうしていじめられたのかわからなかったのですが
わたしが楽しそうに仕事をしているのが気に入らなかったようです。
お局いじめにあってからビジネスライクを意識するようになった
お局のいじめはその後もエスカレートしていきました。
わたしは仕事が楽しくなってきたときだったので、まだやめることは頭になかったのですが
それからの職場での人間関係は、最低限の会話に徹していきました。
ビジネスライクな関係を意識するようになりました。
これからはプライベートの話もしないでおこうと思いました。
お局はわたしの家庭環境をねたんでいたり、楽しそうに仕事をしているのが、どうも気に入らなかったようです。
実際、その頃のわたしは、仕事をすることが楽しくて仕方がなかったのです。
プライベートもそこそこ充実していたし、仕事は楽しいし、人生楽しい〜〜って顔で生きていたんです。
それがお局のしゃくにさわったというわけですね〜
ベストセラーにもなった岸見一郎さんの『嫌われる勇気』で救われた!
そんなとき救われたのは、ベストセラーにもなった岸見一郎さんの『嫌われる勇気』。
本の中にアドラー心理学で有名なアルフレッド・アドラーの言葉が出てきました。
自分を嫌う人がいるということは、自分が自由に生きていることの証なのです。
今のわたしの心の状態を代わりに言ってくれているようで、激しく共感できました。
人は人、わたしは誰に遠慮することもない!
それからまもなく、この苦しい人間関係から抜け出したいと考えるようになりました。
人間関係で悩んでいる人に言いたいです。
あなたが嫌われているのはあなたのせいではありません、
あなたが楽しく生きているから人がねたんでいるだけなのです
この本は、わたしに環境を変える勇気も与えてくれました。
本に後押しされて、転職を決意しました!
職場の人間関係とは基本的にめんどくさいもの、女の職場は要注意!
1日の大半を一緒に過ごす職場の仲間。
ともすれば、もうひとつの家族とか、そんな幻想にとらわれることも珍しくありません。
会社の経営理念としてそういった指針があることも否定しません(わたしには理解できませんが)。
お局いじめにあってから職場の人間関係はビジネスライクに徹することを心がけていました。
あくまで職場は働く場所
趣味のサークルでも、仲良しグループでもありません。
特に注意が必要なのは、女性の多い職場。
うっかりプライベートを話そうもんなら、詮索や嫉妬が待っています。
仕切りたがりやだとか、オツボネだとか、女性特有のタイプが幅をきかせています。
プライベートは話さない、開示しないことも大切です。嫉妬をかうことになりますから!
仕事をとプライベートはきっちり線を引く
会社とは仕事をする場所です。
会社で友だちをつくる必要はありません。
仕事は仕事と割り切って、プライベートはきっちり分けましょう。
雑談でプライベートに介入されそうになったらさりげなく席を外すか、話題を変えてしまいましょう!
女の雑談ってやつは放っておくと果てしなく続きますからね!
職場ではビジネスライクに徹し、親しい友人との世界とは別だと心得えておきましょう。
そもそも大切な友人なんて数は多く必要ありません。
人間関係が複雑になればなるほど、気疲れし神経すり減らします。
むやみやたらと人間関係を広げないのも、人間関係に疲れ果てないために大切です。
しかも会社の人とは一緒に仕事をする仲間、友だちではないのです。
1日の大半を過ごす職場で、プライベートを開示してベタベタした関係を築いてしまうと、いずれしんどくなります。
会社とは、仕事で成果を出して社会に貢献する場所です。
そんな公的な職場に、プライベートを必要以上に持ち込み、なぁなぁな関係が出来上がってしまうと、きゅうくつになってしまいます。
人間関係を築くな、と言っているのではありません。
適度な距離を保ち、大人の社会人としてのつきあいをするということです。
会社ではビジネスライクな人間関係でドライに!
会社は、学生時代と違って、価値観も環境も異なる人たちが、生活のために働く場所。
ある人は、その仕事が好きで入社したかもしれません。
またある人は、生活のためにしかたなくその仕事をしているのかもしれません。
転職したい、と毎日思いながら会社に来ている人もいるかもしれません。
さまざまな人が、与えられた境遇の中で折り合いをつけて仕事をする場所が、会社なのです。
だから、会社ではできるだけ「個」を出さず、「喜怒哀楽」も控えめに、心のギアをニュートラルに入れておきましょう。
- 個を出さない(プライベートの開示は最低限に)
- 喜怒哀楽を控えめに
- 心を平静に保っておく
わたしがお局にいじわるされたのは、今思えば「楽しい」を表に出しすぎていたからかもしれません。
あの頃は本当に仕事が楽しかった、でもお局にとっては楽しそうに働くわたしが気に食わなかった。
人間の感情としてわからなくもありません。
わたしが経験から学んだことは
会社というパブリックな場で、たとえ仕事に起因するものだとしてもうれしい、楽しいを出しすぎるのはタブーだということです。
あなたの会社員生活が平穏でありますように。
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