あぶく銭 使い方で試される人としての器|あぶく銭が持つスピリチュアルな力とは?

楽して手に入れたお金をあぶく銭といいます。

お金には感情があります。

あぶく銭といえどもお金はお金。

たまたま使う人のもとにやってきた真の意味を、使う人が理解せず散財すればたちまち泡のように消えるのがあぶく銭。

この記事では、泡銭(あぶくぜに)がなぜ身につかないのか、そのわけと、あぶく銭の正しい使い方について書いています。

泡銭とは何か?

泡銭とは、予期せぬ方法で手に入れたお金のことです。

お金は生き物、エネルギーです。

エネルギーであるお金を手に入れるには、まっとうな方法というものがあります。

 

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お金と貯金箱

 

予期せぬ偶然

たとえば、一般的にはギャンブルや賭け、賭博(とばく)で得たお金のことを指すことが多いです。

 

そもそも、お金とは「労働」の対価として手に入れるのが人の道であり、世間一般の常識です。

 

ですから、何の努力もしないで、ぶくぶくとわいて出た泡のように楽して手にしたお金は、はかない夢と消えることを戒めて(いましめて)あぶく銭といわれます。

あぶく銭に宿るスピリチュアルな力、身につかない理由!

泡銭はなぜ自分のところにとどまってくれないのか。

なぜ、貯まらないのか。

理由は明白です。

 

なぜなら、自分で身を切って稼いだお金ではないからです。

 

努力して、スキルを売って手に入れたお金は、自分の分身のようなもの。

計画的に大切に使おうとする意識が働きます。

 

でも、泡銭は、偶然、運の巡り合わせで、たまたま手元にやってきたお金。

努力して手に入れたお金ではありません。

そのため、分不相応な大金を手にして、意思のコントロールが効かなくなり散財してしまうのです!

偶然やってきた幸運は、逃げていくのも早いです。

 

泡銭の使い方、正しい使い道とは?どう使えばよい?

泡銭の正しい使い方というものがあるとすれば、

お金を主体的に使うことだと、わたしは思います。

 

お金に使われるのではなく、主役はあくまで自分、

意思をもってお金を使うということです。

 

たとえば、宝くじで1億円当たったとしたら、

1億円があぶく銭になるかどうかは、その人のお金のIQにかかっていると言えます。

 

住宅ローンの返済に充てる

新車を買う

世界一周旅行に行く

 

どう使おうと自由ですが、お金に振り回されるのではなく、主体的にお金を使おうという意思さえ持っていれば

泡銭でも案外正しい使い方はできると、わたしは思っています。

 

ところが、宝くじで大金を手にすると

手当たり次第贅沢三昧(ぜいたくざんまい)し、挙げ句の果てに借金地獄におちいるような使い方をしてしまう人が、世の中にはいます。

降ってわいた突然の幸運に、自身のコントロールが効かなくなるのですね!

 

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お金のIQ=お金の知識 お金のEQ=お金の感情 が高くない人は、このように散財してしまいます。

正しい使い方ができずにお金に振り回されてしまうのです。

 

たとえ泡銭であったとしても目的を持って使うことで、よい循環を生み出せるにもかかわらず。

あぶく銭の超納得できる使い道エピソード

歌手の奥田民生さんが以前テレビで、泡銭(あぶくぜに)についておもしろい発言をしていましたので、ご紹介します。

 

ソロになって、CDがヒットしたとき、著作権料として驚くほどのお金がはいってきた。

作詞作曲した曲は、カラオケや有線放送などで流れるごとにチャリーンとお金が入ります。

大ヒットした曲なら、著作権料だけでも相当な金額になるでしょう。

 

奥田民生さんはプロとして楽曲を作り、プロとしてCDを出していますが、

奥田民生さんにとってヒットによって入って来たお金は、まるであぶく銭のようだったといっています。

 

珠緒

なるほど、そうかもしれません。

曲が売れるか売れへんかは誰も予想できひんし、半分賭けみたいなもんなんかも!

 

好きなこと(作曲、歌を歌う)をやって、たまたまヒットして、多額のお金が入ってきた!

本来なら苦労して創作して世に出した曲がヒットしたら、汗水たらして稼いだお金と受け止めるのでしょうが、

あぶく銭という受け止め方に、奥田民生さんの謙虚さがにじみ出ていると感じました。

 

売れたことへの対価があまりにも多額で、あぶく銭とも思えるほどの大金は、予期せぬ展開だったのでしょう!

 

奥田民生さん、その「あぶく銭」で、以前から欲しかったけど高くて手が出せなかった「ギター」を手に入れました。

ふだんの自分では買えないギターを手に入れて、未来の自分に投資したというわけです。

 

奥田民生さんのあぶく銭の使い方は、良いお手本だと思います。

欲しくてもなかなか買えなかったギターを手に入れたのは、趣味でもコレクションでもなく、

あぶく銭をもたらしてくれた音楽の道でこれからも活躍できるよう、未来の自分に投資したからです。

迷わない思い切りのよさ、いさぎよい泡銭の使い方に拍手!!あっぱれ!!

 

珠緒
意思と目的を持って使ったお金は、世の中を回って人のためにもなるし、自分のためにもなる!

あぶく銭の最たる例がギャンブルの当せん金

泡銭は、普通の生活をしていたらほとんど遭遇する機会のないお金です。

ところが、偶然、天文学的な確率で、泡銭を手にしてしまう人もいます。

それが、ギャンブルというものの持つ魔性でありましょう。

 

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ギャンブルで偶然手に入れた大金に、感覚が麻痺してしまい、散財するのは非常に残念なことです。

楽して手に入れるお金は、エネルギーのコントロールができないと、身を持ち崩す元凶にもなると心得てください。

泡銭はあぶくと消えるから泡銭

正しくない方法で得たお金は、あぶくのようにはかなく消える運命なのでしょう。

泡銭はあぶくと消えるからあぶく銭なのです。

 

あぶく銭といえば、詐欺など反社会的な方法で得たお金も一種の泡銭です。

お金は人の行い(おこない)を見ています。

正しくない方法で得たお金は必ず、元の場所に戻ろうとする力が働きます。

 

人は古来、等価交換の方法としてお金という概念を生み出し、お金を使うことで社会生活を豊かにしてきました。

マイナスのエネルギーを持って使うお金は、マイナスの方向に進みます。

感謝の心で使うお金は社会によい循環を生みます。

エネルギーの法則は、お金にも当てはまります。

 

泡銭であっても、自分のところに偶然やって来てくれたのなら、ご縁に感謝して使いたいですね!

 

最後まで読んでくれはって、ほんまにおおきに〜〜ありがとうございます!