【去るもの追わず スピリチュアルな意味】 縁がない人は離れていく 自分から去っていく自然の摂理

人の世は出会いと別れでできています。

いつのまにか疎遠になることはあっても、突然人が離れていくとどう受け止めたらいいのか不安になることもあるかもしれません。

 

最近、周りからどんどん人が離れていく。

気づいたら心を許せる友だちがいない。

人との関係が希薄になっている。

そんな不安を持っていませんか。

 

人が離れていくときは、ステージが変わったり環境が変わったり、身辺に変化が起きています。

ひとつの学びが終わり、新たな世界への扉が開かれたサインであることが多いのです。

わたしもこれまでの人生で何度か、人が離れていく経験をしました。

この記事では、人が離れていくときには、スピリチュアル的にどんな意味があるのかについてお知らせします。

人が離れていくときのスピリチュアルな意味!

私たちは日々、仕事、家族、地域など、さまざまなご縁で人と関わりを持ち生きています。

会社の同僚、先輩、プライベートな友人、そして家族。

親しくしている人が突然離れていくときには、理由があります。

また自分から人との距離をおくこともあるでしょう。

人が離れていくとき、そこには必ず意味があります。

次のステージに行く・成長する

もっとやりがいのある仕事をしたい!

副業で仕事を始めたい。

もっと稼ぎたい!

そんな明確な目標があって、転職活動を始めたり、定時退社して帰宅後副業を始めたりするとします。

そんなふうに努力するとき、ステージが変化し始めているのは、本人がいちばんわかっていること。

これまでは、仕事仲間と飲みニケーションしていた時間を、転職活動や副業にあてるようになり、同僚とのつきあいができなくなったりします。

 

目標に向かって努力しているあなたの姿は、まわりにも伝わります。

価値観が変わるので、これまでの人間関係にも変化が起こります。

環境が変わる

会社を辞めたり、所属していたサークルを脱退したりすると、人間関係もそこで終了するケースは多いです。

人間関係は「会社」という収入を得る手段を介してつながっていただけであって、人と人としてつながっていたわけではないからです。

それが自分の選択ならなおさらです。

会社を辞めたりサークルを脱退すれば、人間的につながっていたい関係があるならまだしも

関係はそこでおしまいになります。

自分から終わりを告げる感じです。

人との関係が終わりを迎えると、人間関係がゆるやかに変わります。

学びが終わった

ステージごとの学びに必要な出会いがあり、学びが終わると人間関係も変わります。

人が離れていくのは、学びが終了したサインです。

その人から学ぶものがなくなったら、関係が終わります。

学生時代は価値観が同じでいつもつるんでいた友だちも、大人になるとそれぞれの道を歩くようになります。

自然消滅した友だちなんかが、このたとえに入ります。

あなたのことが嫌いだった

自分では意識していなくても、相手から離れていくときはあなたのことが嫌いだから離れていくということが、実際あります

大人になると人はいちいち注意したり、指摘したりしません。

自分がいつも正しい、私が世界の中心的な自己中心的な考えでいると、周りは何も言わずに離れていってしまいます。

注意して波風を立てるよりも、気づいたら距離を置かれていた。

そんなときは、相手から距離を置かれたと考えてよいでしょう。

人が離れていく経験談

人が離れていった、わたしの体験談です。

 

ある時期に親しくおつきあいしていたのに、今ではもう会えなくなってしまった人がいます。

同じサークルでそれぞれの目標に向かって切磋琢磨していた時期がありました。

定期的に集まって現況報告しあい、成長を励まし合っていました。

 

数年続いたおつきあいでしたが、年月が経つごとにつきあいもだんだん細くなり、自然消滅。

でも不思議と、再会したいとは思わないんですよね〜

わたしの中ですでに、過去の出来事になってしまったからなのでしょう。

自分の中で、その学びは完結したからです。

 

でも中には、パソコンの強制終了のように突然ぷっつりと人が離れていくこともあります。

突然の終わりをどう受け止めたらよいのか、わたしの体験談をお話ししますね。

人が離れていく【体験談】まるで強制終了!

これはかなり特殊な、わたしの体験談です。

 

わたしは以前、自分の気持ちをおさえて人に合わせる人間でした。

頼まれたら断れない、いやなことでも笑顔で引き受ける八方美人でした。

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八方美人

 

所属していたとある会で、仲間と情報交換をしながら未来の夢を思い描いていました。

しかし、そのうちに会の描く未来とわたしの考えとにズレが生じてきて、所属している意義が見出せなくなり脱退する決意を固めました。

 

代表に、理由を伝えました。

予想どおり、相手は態度を豹変(ひょうへん)させましたが、わたしの心は決まっていたので脱退しました。

 

その後、二度と出会うことはありませんし、連絡がくることもありません。

地元では有名な人で、メディアにもよく出ています。

でも、わたしはなぜかテレビやメディアで顔を見ることもなく、関係が終わったことを実感しています。

あのとき、思い切って脱退する理由を伝えてよかったと、今では思っています。

わたしを成長させてくれた人ですから、感謝しています。

去るものは追わず、離れていく人は追わない

人が離れていくときには、何らかの理由があります。

その場所から抜け出したかったのかもしれませんし、環境を変えたかったのかもしれません。

ここでできることはやり尽くした、もっと成長したい、向上心からかもしれません。

 

自然にまかせていても、切れる縁は切れます。

もともと縁がない人とは、一度は出会ったとしても縁が終わるようになっているのです。

 

自分から離れていく人を無理に引きとめても、良いことはひとつもありません。

去っていく人の心は次のステージに向かって動き始めています。

心はもうこの場所にはないのです。

仮に無理にとどまってほしいと引き止めても、抜け殻のような心では意思疎通が円滑に運びません。

去りたい人は、この場所に対するエネルギーが低くなっているため、ギクシャクしてお互いストレスになります。

去っていくのは、その人との学びが終わったからです。

感謝の心でさようならを言いましょう。

【まとめ】人が離れていくときのスピリチュアルなメッセージ

人が離れていくことを、寂しく思わなくても大丈夫です。

出会いは別れの始まりといいます。

人は人と出会い、そこから学び成長します。

その人から学ぶものがなくなったとき、別れが訪れます。

 

それでもお互いに学びがあれば、細く長く続く関係もあります。

が、それ以上の学びがなければ別れるのは、自然の摂理です。

人が離れていくのには、意味があるのです。

 

人との関係が終わると、出会うこともなくなり、思い出すこともしなくなります。

人生を生きる中で出会いと別れは宿命であるからこそ、出会いを喜び時間を共有し、

別れのときがきたらいさぎよく感謝の心で別れよう。

何度かの別れを経験して、そんなふうに考えるようになりました。

去る者は追わず、風のようにかろやかな心で、さよならしたいと思います。

 

人が離れていくとき、あなたに変化が訪れていることを喜ぶべきでしょう!

その人から学んだよい経験も悪い経験も、役立て方しだいでこれからの人生の糧(かて)になるのですから。

新しい挑戦や上のステージへ上がる努力を続け、夢を実現させてください。

 

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珠緒
去るもの追わず、人が離れていくことを気にしなくても大丈夫という話でした。大事なのは、人が去ってからの人生です。

最後まで読んでくれはって、ほんまにおおきに〜〜ありがとうございます!