苦は楽の種|今の苦労には意味がある!厚みのある人生を生きよう

苦は楽の種、ということわざがあります。

読んで字のごとく、苦労は将来 楽をするための経験だという意味です。

この記事では、ことわざ「苦は楽の種」の意味と使い方をお伝えします。

「苦は楽の種」意味は?

今している苦労は、きっと将来楽になる種のようなものです。

苦労という種に水をやり、肥料をやり、手をかけて育てると、やがて花を咲かせます

その花が、苦労を忘れさせてくれるほどに、楽をさせてくれます。

がんばって育てたごほうびです。

 

だから若いときの苦労は買ってでもしろ、といいます。

苦労は、自分のためになるからです。

「苦は楽の種」誰の言葉?語源は?

「苦は楽の種」は、江戸時代の武士、水戸黄門でおなじみの徳川光圀の名言です。

徳川光圀は、情け深い藩主だったようで、貧しい人や困っている人に情けをかけました。

苦労が多い民衆たちを、この言葉で励ましました。

いつか、苦労が報われる、と。

「苦は楽の種」人生に生かす!

苦労をしている最中は、客観的になれないものです。

いつまで苦労が続くのか、なんでこんな苦労ばかりしなければならないのか、悲しみにくれるのも無理はありません。

 

そんなとき、「苦は楽の種」このことばを知っておくだけで、心持ちが変わりませんか?

今は苦しいけど、この苦労は楽をするための種だと知ると、乗り切ってやろうじゃないか、と気力がわいてきます。

 

出口の見えない人間関係のもつれ

会社では上司や同僚からモラハラを受けている

家庭では嫁姑問題で心が晴れない

 

人間生きていると、どんな苦労もあります。

つらくても、この苦労はあとできっと報われるときがくる。

そう信じて、意味のある苦労を俯瞰(ふかん)してみてください。

 

そうはいっても、最中はそんな余裕はないかもしれません。

渦中にいると、目の前のことで精一杯でなかなか未来を見る目は持てないものです。

でも、この言葉を知っておくだけで、苦労にも意味があるんだという知恵を持てます。

苦労をしている渦中にいるときこそ、希望の光はきっとあると信じていてください。

「苦は楽の種」類語は?

「苦は楽の種」の類語を集めてみました。

 

若いうちの苦労は買ってでもしろ
苦あれば楽あり
止まない雨はない、明けない夜はない
禍福はあざなえる縄の如し
転んでもただでは起きない

 

 

【転んでもただでは起きない】については、こちらに詳しくまとめています↓!

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苦労をのりこえたとき、意味がわかるのかもしれません。

最後まで読んでくれはって、ほんまにおおきに〜〜ありがとうございます!