大原女が可愛い!京都の働く女性はおしゃれな衣装で何を売っていた?

大原女とは、京都の山里・大原で若い女性が都に行商していた呼び名です。

おおはらめ と読みます。

この記事では大原女が行商をした理由と、意外とおしゃれな大原女の衣装についても書いています。

大原女とは?読み方は?

大原女 ※出典 NHK『ブラタモリ』京都・大原〜なぜ大原は“癒やしの里”になった?〜 放映 2022.6.25
大原女 ※出典 NHK『ブラタモリ』京都・大原〜なぜ大原は“癒やしの里”になった?〜 放映 2022.6.25
大原女 ※出典 NHK『新日本紀行 4Kでよみがえるあの番組』
着付け体験で大原女になって歩く女性たち ※出典 NHK『新日本紀行 4Kでよみがえるあの番組』

大原女と書いて、「おおはらめ」と読みます。

燃料の薪(まき)やたきぎを京の都(きょうのみやこ)まで売りにいく行商(ぎょうしょう)をしていた女性のことを指します。

煮炊きをする薪(まき)は、昭和の初めごろまで、主要な燃料でした。

大原女は、室町時代から昭和30年代まで、京都の働く女性として強くたくましく生きていました。

 

京都市の北、左京区に大原の里はあります。

京都市内まで車で40分、京都の端っこに位置します。

山里は働き口が少なく、農業と林業が主な収入源。

で、山里でとれた薪(まき)やたきぎを京の都まで売り歩くのが、大原女の仕事でした。

舗装もされていないでこぼこの道、往復20キロ以上にもなる道中をわらじで歩いたのですね。

たくましき、大原女。

大原女の衣装は?京都三大祭りの「時代祭」にも登場する

※出典 NHK『新日本紀行 4Kでよみがえるあの番組』
時代祭で行列に参加する大原女 頭にはたきぎをのせ都まで行商した(お祭り用の衣装のため、ふだんの大原女の衣装とは異なります) ※出典 NHK『新日本紀行 4Kでよみがえるあの番組』

 

紺色の綿の着物に赤いたすきがけが、大原女の衣装です。

濃紺の着物と赤いたすきとのコントラストがパキッして、品があります。

紺色のかすりの前掛けに、足元はぞうり。

前掛けのかすりの色柄が、唯一のおしゃれの決めてになります。

頭には白いてぬぐいをかけて、薪をのせます。

質素でありながら若さも感じさせるよそおいです。

 

時代祭に登場する大原女は、ハレの日用の衣装

日常の大原女の装いとは違い、お祭り用ですね!

大原女の衣装着付け体験!

大原女の着付け体験は、大原観光保勝会が現在、おこなっています。

大原女着付け体験を行なっている大原観光保勝会 ※出典 NHK『新日本紀行 4Kでよみがえるあの番組』
大原女着付け体験を行なっている大原観光保勝会の井上富久子さん ※出典 NHK『新日本紀行 4Kでよみがえるあの番組』
大原女着付け体験の様子 ※出典 NHK『新日本紀行 4Kでよみがえるあの番組』
大原女着付け体験の様子 ※出典 NHK『新日本紀行 4Kでよみがえるあの番組』

 

わたしも幼稚園のとき、発表会で大原女の衣装をつけて踊りを披露した思い出があります。

そのときは、あまり意味もよくわかっていなかったのですが、大人になって大原女は京都の働く女性の象徴だと知って、感慨深いものがありました。

大原女のふるさと、大原は比叡山延暦寺のお膝元、天台宗の信仰篤い三千院も

京都市の北、左京区に大原の里はあります。

京都市内まで車で40分ほど、

京都の端っこに位置する大原女のふるさとは、苔の庭で有名な三千院がある山里です。

大原の里は比叡山延暦寺のおひざ元として、天台宗の信仰が色濃く残る土地柄です。

 

三千院は、紅葉の美しさで有名ですが、新緑の時期もおすすめですよ。

降り注ぐ緑のシャワーに、からだじゅうの細胞が目覚める、そんな元気になる新緑のパワーに圧倒されます。

 

のんびりした山里の風景が広がる大原。

しば漬けも大原が発祥で、しば久(しばきゅう)土井のしば漬けなど有名なお漬物屋さんも本店をかまえています。

大原女、三千院を歌った曲「女ひとり」永六輔さん作詞 デューク・エイセス歌

大原女姿になってそぞろ歩く女性たち ※出典 NHK『新日本紀行 4Kでよみがえるあの番組』
大原女姿になってそぞろ歩く女性たち ※出典 NHK『新日本紀行 4Kでよみがえるあの番組』

デューク・エイセスの「女ひとり」

「♪きょうと〜おおはらさんぜんいん〜〜」で始まる曲は、ご当地ソングのはしりとも言われています。

永六輔(えいろくすけ)さん作詞、いずみたくさん作曲

昭和の歌謡曲ベストコンビによる曲です。

歌ったのはコーラスグループ デューク・エイセス。

恋に疲れた女が、着物姿で京都の山里・大原や嵐山を散策する風景を歌っています。

昭和40年にヒットした曲で、地元では大盛り上がりしたと、母が話していました。

ちなみにわたしはまだ生まれていませんでした。

 

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