あなたのまわりにもいませんか、話の長い人。
話の長い人は、人の時間を奪う時間泥棒です。
時間は有限です。
中身のない話、結論の出ない会議は、時間の浪費です。
話の長い人から切り上げるには、少し勇気はいりますが次の予定があることを伝え、さらっとその場を去ることです。
この記事では、話の長い人にありがちな特徴と、話を切り上げる方法を詳しくお伝えします。
話が長い人の特徴
時系列ではじめから終わりまで全部話す
端折ったり省略すれば、聞いている人が理解できないのではという親切心から、はじめから終わりまで丁寧に説明してくれる人がいます。
一生懸命説明してくれているのだから、こっちも一生懸命聞くのですが、聞いているうちに人物の相関関係がわからなくなるのです。
登場人物がやたら多く、相関関係も入り組んで理解不能になります。
キモである結論になかなかたどり着きません。
説明が丁寧すぎると、逆に難しくなるのです、不思議なことに!
主要人物と要点をかいつまんで話したほうが、よほど理解しやすいのです。
親切心が仇(あだ)となります、残念なことに!
ドラマや映画ではないのですから、そこまで詳しく話す必要はないはず。
起承転結、時系列は一旦脇におき、結論から話しましょう。
忙しいこの時代、キモである結論になかなたどり着かないのは、聞いている人をイライラさせます。
要点をまとめて話す練習をしてみるといいですね。
編集能力をきたえる訓練になりますよ!
主語と述語の間がやたらと長い
話の長い人あるある、主語と述語の間に、説明がてんこ盛りに入ります。
誰がどうしたのか間の説明が長すぎて、親切に解説してくれたわりには理解できません。
焦点がぼやけます。
推理小説や文学など、日本語を味わう文学作品であれば一文が長いのはいっこうにかまいません。
というか、主語と述語の間に形容詞や装飾語が入っているほど、想像力がふくらみ、文学を味わうことができます。
しかし、日常会話は文学ではありません!
しかも、相手を楽しませるだけの文学的才能を発揮しようとして話しているわけではないでしょう。
だったら、日常会話では、主語と述語の間にはできるだけ余計な情報をはさまないほうが、理解がスムーズになります。
同じことを何度も繰り返す
くどい、しつこい!
その一語に尽きます。
とにかく話が長くなる原因は、同じ話を何度も繰り返すから。
さっきも聞きました、その話。
会議でこれをやられた日には、もうたまりませんわ。
内容が抽象的で雲をつかむよう
結局、何を言いたいのかわからない。
具体性に欠ける話は、着地点が見えず聞く人をイライラさせます。
中身がない話をいかにも中身があるふうに話すのが、このタイプ。
帰ろうとしたら、またそこから話が展開する
これでは、無限ループに乗せられていつまでたっても話が終わりません。
同じ話が、繰り返されるだけ。
基本的に話が長い人は、時間を持て余しています。
もしくは他にすることがないのか、そもそも時間をむだづかいしていることに無頓着なのかです。
人の時間を奪っていることすら、気づいていません。
話が長い人の話を切り上げる方法
スマホのアラームをセットしておく
長くなりそうな会議に臨む場合など、終わりたい時間にあらかじめ、アラームをセットしておきましょう。
しかも、音量は最大にしておくことをおすすめします。
時間になったら大音量で鳴り響く、アラーム!
会場には、はっと我に帰る人が続出でしょう!
もうこんな時間、よくぞ、鳴らしてくれた!
私も切り上げたいと思っていた!
感謝されるでしょう。
外的要因で呼び出された、というポーズを見せて、キリよく話を切り上げましょう!
自分が原因ではなく、呼び出された感を印象付けるのでイヤな感じを与えにくいのがミソです。
締め切りなどを告げて退席する
時間の主導権は自分にあることを、伝える努力をしなければなりません。
会議などに出席する場合、
- 終わりの時間を先に告げておく。
- 1時間しか時間がとれない。
- このあと、予定がある。
先に告げておくとよいでしょう。
長くなりそうな会議のときは、あらかじめ伝えておくとよいと思います。
長くなる会議の要因は、会議を息抜きの場、愚痴を吐き出す場として「活用」している人がいることも事実です。
話題を変える・空気を変える
友人との会話などで、ひとつの話を延々とし続ける場合があります。
相談ごとや深刻な話ならまだしも、軽めの話題にもかかわらず一つの話を続けるのは、ときにしんどいことも!
そんなときは、さりげなく話題を変えてみたり、スライドすると気分も変わります。
いい人をやめる
いい人をやめてみるのも、方法です。
いい人は人に自分を合わせようとします。
人に合わせてばかりいると、苦しくなります。
八方美人をやめたい!人に合わせるのは疲れた!については、こちらに詳しくまとめています↓【脱・いい人宣言】
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まとめ:話が長い人からの切り上げ方
話が長い人は、延々と話を続けます。
人にまかせていては、時間をムダに使ってしまいます。
自分の時間は自分で守る覚悟が、大切です。
覚悟なんておおげさだと、思わないでください。
時間をむだづかいする人から去るには、強い意思がないとできないのです。
持ち時間を公表しておき、時間になったら切り上げるというキッパリした態度をみせましょう。
少し勇気は要りますが、自分の時間は自分で守るしかないのです。
時間は目に見えませんが、失ったら戻ってきません。
見えないからこそ、大事です。
見えないものこそ大事なのです。
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最後まで読んでくれはって、ほんまにおおきに〜〜ありがとうございます!