能登半島は石川県にある日本海に突き出た半島です。
まわりを海に囲まれ、独特の景色や景観を見ることができます。
この記事では、能登半島に点在する絶景・秘境スポットをお伝えします。
能登半島の観光、とっておきの穴場をドライブ、千枚田、日本海に面した棚田、絶景に圧倒される!
手つかずの風景を探してまずたどり着いたのは、輪島にある千枚田。
金沢からレンタカーで2時間ちょっと。
見てください、この景色。
目の前が海、日本海!
スケールがでっかい〜!!
この田んぼは千枚あることから千枚田という名称で呼ばれています。
急斜面の田んぼは耕すにも、収穫するにも大変な苦労があります。
能登半島は平地が少なく山が海の近くまで迫っています。
狭い土地で少しでも多くのお米を収穫するために、昔の人々が傾斜地に田んぼを切り開きました。
先人たちが苦労して切り開いた田んぼ
この景観を守るために、手間はかかりますが地元の人たちが今も協力してお米を作っています。
千枚田は冬の期間中、ライトアップされます。
また、夕日の美しいスポットとしても知られています。
能登半島の観光、穴場 間垣の里は、秘境感たっぷり
ここにも珍しい景観がありました。
集落 が茅(かや)のようなものでおおわれています。
NHK朝ドラ「まれ」の舞台にもなった「間垣の里」です。
日本海から吹く強風から民家を守るために、集落全体を一年中「間垣」でおおっています。
冬の日本海から吹く風は台風なみの強風の日もあり、この「間垣」がなかったら家の屋根が吹き飛ばされたりすることもあるのだとか!
厳しい気候ですねー
使っているのは、苦竹(にがたけ)という竹の一種です。
近くの山から切り出してきます。
毎年夏の終わり、冬に備えて補強をしたり修理をします。
初めて見る景観に、現代の日本にこんな景観が残っていることが不思議ですばらしいことに思えました。
能登半島の観光は風景を楽しむ旅
能登半島は、日本地図を広げてみると本州の真ん中あたりの日本海側に突き出た半島です。
半島というだけで秘境感が感じられるのですが、千枚田も間垣の里も、海とともにくらすための生きる知恵でした。
能登半島ならではのここにしかない景観を見ることができた今回の旅であらためて、日本にはまだまだ知らない風景があることを再確認しました。
観光地化されていない素朴な風景、絶景、秘境を求めて、まだ回っていないところも次回行きます。
能登半島の観光と天候
演歌のイメージがある冬の能登半島も一度、行ってみたいのです。
秋から冬にかけては、能登半島はくもり〜雨の日が多く、冬は雷が鳴り響くようです。
世界遺産に登録されている合掌造り集落の五箇山。白川郷と比べると規模は小さいのですが、手つかずの自然が残されていて、ザ・秘境という雰囲気。観光地化されていないので、タイムスリップ感を味わえます。
合掌造りといえば、白川郷が有名ですが、越中富山の五箇山にも合掌造り集落があるのをご存じでしょうか。白川郷と五箇山の合掌造り集落は、1995年にユネスコの世界遺産に登録されました。この記事では、富山県にある五箇山菅沼合掌造り集[…]
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