山荘わらび野ブログ口コミ|記念旅行で非日常体験!半露天風呂付き離れ宿 おしゃれな夕食 湯布院宿泊記

記念日に奮発して、由布院に行ってきました。

宿泊したのは、山荘わらび野。

山荘という名前がついていますが、とてもおしゃれでスタイリッシュな宿。

森の中の美術館といったたたずまいです。

 

厳選されたものに囲まれた居心地の良い部屋。

上質な素材をいかしたシンプルだけど味わい深い料理。

スタッフの方の質の高いおもてなし。

どれもが心地よく記念日にふさわしい時間を過ごすことができました。

由布院の山荘わらび野で非日常体験を楽しんできましたので、ご紹介します。

湯布院わらび野 口コミブログ、スタイリッシュでおしゃれな部屋に気分も上がる!

湯布院わらび野の部屋、ラグジュアリースイート
湯布院わらび野の部屋、ラグジュアリースイート。シンプルだけど温かみのあるインテリア。
湯布院わらび野の部屋、ラグジュアリースイート
わらび野の部屋、ラグジュアリースイートは、リビングとベッドルームが分かれていてゆったり過ごせる。
湯布院わらび野の部屋、ラグジュアリースイート
湯布院わらび野、ラグジュアリースイート。右奥が洗面・浴室。左はベッドルーム。
湯布院わらび野ラグジュアリースイートの寝室
湯布院わらび野ラグジュアリースイートの寝室。さっぱりと清潔に整っている。

シンプルでスタイリッシュ

余計な装飾がなくさっぱりとしていながら、あたたかみのあるインテリア。

実際に訪れてみると、事前にネットで見ていた以上に何倍もステキなお部屋にテンションが上がりました。

床は石、塗壁に木のドア、足元はほんわり暖かな床暖!

ベランダには緑が見えて、誰に気兼ねすることなくくつろげる空間が広がっています。

お部屋も庭も貸し切り、なんと贅沢なプライベート空間!

記念日にわらび野に泊まることができてよかった!

心に残る想い出になりました。

 

わたしたちが宿泊したのは12月中旬、湯布院はすでに氷点下の冷え込み。

湯布院は盆地なので、冷え込みが厳しい土地なんです。

外気は氷点下でも、お部屋の中は床暖房が効いていて足元からぬくぬく。

 

床には大分特産の日田石という石が敷かれています。

裸足で歩いてもやわらかい感触でさらっとして、暖かく、足触りが良い。

お部屋のスリッパははかずに裸足で過ごしました。

湯布院わらび野 口コミ 冬に泊まる贅沢!

湯布院わらび野の部屋、ラグジュアリースイートのリビング
湯布院わらび野の部屋、ラグジュアリースイートのリビング。大きめのソファーと暖かい床。寒い冬も快適に過ごせる。
由布院わらび野、お部屋のミニキッチン
由布院わらび野、お部屋のミニキッチン。備え付けのポットでコーヒーを入れたりできる。フルーツティー、ドリップコーヒーが備え付けられていた。

冷蔵庫の中には、ゆふいんサイダーとビール、ミネラルウォーターがセットされていて、別料金はかかりません。

飲み物込みの宿泊料金設定となっています。

由布院わらび野のウェルカムスイーツ・カヌレ
由布院わらび野のウェルカムスイーツ・カヌレ。濃厚なバニラの香り、しっとりもちもちで、旅の疲れを癒してくれる

思っていた以上に、湯布院の冬は冷え込みが厳しかったのですが、お部屋は床暖が効いていて、あたたかく過ごせました。

外は氷点下の寒さ

夕食にでかけるときいったん、外に出ます。

あぁ、さぶ〜

ってなりました。

夕食をいただくのは「中屋敷」という棟。

 

夕食を終えてお部屋棟に帰ってきたら、暖かい床がお出迎えしてくれます。

外は凍える寒さでもお部屋に入ると、ほわ〜んと暖かい。

冬ならではの暖のおもてなしに、心まであったかくなりました。

由布院わらび野 口コミブログ 夕食もおしゃれ!

湯布院わらび野、ダイニングルームのある棟
湯布院わらび野、ダイニングルームのある棟「中屋敷」。夕暮れに部屋の灯りが浮かび上がり、ロマンティックな雰囲気!
湯布院わらび野のダイニングルーム
湯布院わらび野のダイニングルーム。暗めの照明、ムードを盛り上げるBGM、落ち着いた大人の雰囲気。

 

おしゃれでゆったりとしたダイニングで、落ち着いて食事が楽しめました。

一つのテーブルに一人、スタッフの方が付いてくださり、食事のペースにあわせてサーブしていただけました。

湯布院わらび野、夕食のメニュー表
湯布院わらび野、夕食のメニュー表、期待がふくらむ!

食事のスタイルは、創作懐石料理です。

一皿ずつ順番に出てきます。

湯布院わらび野の夕食
湯布院わらび野の夕食、甘太のおこわ。スタートから手が込んでいますよ!

 

まずは、前菜。

いきなり「おこわ」ってネーミングですが、大根にほんのすこしもち米をまとった程度で、これから始まるディナーのオープニングです。

湯布院わらび野の夕食、冬野菜のバーニャカウダ
湯布院わらび野の夕食、冬野菜のバーニャカウダ。すべて地物野菜で、しっかり野菜の味がします!

冬野菜のバーニャカウダ。

湯布院わらび野の夕食、車海老のビスク
湯布院わらび野の夕食、車海老のビスク。車海老は姫島産で、これまた地物!エビの殻がパラっとふりかけてあり香ばしい〜

 

次は、車海老のビスク。

普段よく飲むカップスープのビスクとは似ても似つかぬやさしい味わいで、余計なものは入れていないシンプルな味わい。

湯布院わらび野の夕食、本日の湊より(お造り)
湯布院わらび野の夕食、本日の湊より(お造り)。港ではなく「湊」旅の風景が見えるようです。細部にまで手を抜かない心憎い気くばりがさすがです!

本日の湊よりは、「お造り」

湯布院わらび野の夕食、冠地鶏の利休鍋
湯布院わらび野の夕食、冠地鶏の利休鍋。利休鍋とは、千利休が考案したとされる鍋料理で、地鶏と野菜を葛(くず)でとろみをつけた鍋料理。ほんのりごまの香りがきいておいしい!

 

冠地鶏の利休鍋

丁寧にとられた出汁にごまの風味が利いていて、地鶏も滋味ある味わい。

お汁まで残さずいただきました。

このあたりですでにおなかが満たされてきました。

湯布院わらび野の夕食、カニしんじょう柚子あんかけ
湯布院わらび野の夕食、カニしんじょう柚子あんかけ。和食のやさしいお味。

 

カニしんじょう柚子あんかけ

 

湯布院わらび野の夕食、大分和牛ステーキ
湯布院わらび野の夕食、大分和牛ステーキ。香ばしい香りが鼻に抜け、じんわりとした味わいの赤身。

大分和牛ステーキ

ランプ(赤身)のステーキでした。

程よい弾力、味わいのある和牛をじっくり味わいました。

湯布院わらび野の夕食、りゅうきゅう
湯布院わらび野の夕食、りゅうきゅう。青魚のヅケを、大分では「りゅうきゅう」と呼び、大分の郷土料理。しょうゆ、酒、みりん、ショウガ、ワケギ、ごまを混ぜ合わせて、あつあつごはんにかけていただきます。ルーツは沖縄にあり、だから「琉球」という名称なんだだそうです。

で、締めのごはん「りゅうきゅう」

その朝獲れた魚を漬けにしたものです。

りゅうきゅうは家ごとの味付けがあるのだとか。

九州独特の甘めのおしょうゆによく漬かった青魚と薬味がお魚のうまみを引き出していました。

すごいボリュームです!

締めなのに、メインほどもボリュームがあります。

油断していました、最後にこんなボリューミーなお魚が出てくるとは!

でもおいしかったので、残さずいただきましたよ。

「りゅうきゅう」はお茶漬けでいただくのも食べ方だそうです。

わたしは、白ごはんに乗せて海鮮丼にしていただきました。

郷土色ゆたかな大分の食に、目と舌で満足、心も満たされました。

湯布院わらび野の夕食、デザート
湯布院わらび野の夕食、デザート。お皿もかわいい!目と舌、満たされました〜 フルコースでおなかいっぱいになりました〜

大分の豊かな食を堪能した、おなかいっぱいの夕食でした。

7:00から始まった夕食、デザートまでいただいて9:00を回っていました。

地物の野菜、お魚、お肉、ゆったりとした時間の流れの中、リラックスして楽しめました。

由布院わらび野 口コミブログ BGMが食事をさらに引き立てる!

湯布院わらび野のダイニングルームのスピーカー
湯布院わらび野のダイニングルームのスピーカー。心地よいBGMはここから流れていたのか!見る人が見たらすごいスピーカーなんだろうな〜

わらび野の夕食を引き立てるスパイスが、バックに流れているBGMです。

曲のセレクトのセンスがさすがです!

食事も会話も邪魔しないさりげなさ、それでいて情感を盛り上げてくれる。

食事の合間ふと気づくと、耳から心地よいBGMが体にすっと入ってきて、心を揺さぶられます。

目と舌、耳からも料理のおいしさを味わっている気分にさせてくれます。

 

あとで、BGMはオーナーこだわりの本格的なスピーカーから流れていたと知って納得でした!

音の良さもさることながら、選曲のセンスが抜群でした。

夜には落ち着いた大人の雰囲気が、朝にはさわやかな目覚めの気分が、音楽から感じられました。

湯布院わらび野 口コミ 半露天風呂付きの離れ宿 !

湯布院わらび野のお風呂
湯布院わらび野のお風呂。たっぷりサイズの浴槽にこんこんと源泉が引かれている。
湯布院わらび野の洗面、お風呂
湯布院わらび野の洗面、お風呂。大きな鏡、スタイリッシュな造作、すべてがおしゃれ!

 

旅の楽しみは何といっても温泉!

由布院わらび野のお風呂は、すべての部屋についています。

大浴場はありません。

湯布院わらび野のお風呂
窓を開けると半露天風呂が楽しめる。貸し切り贅沢なバスタイム!
湯布院わらび野のアメニティ
湯布院わらび野のアメニティ。MARKS&WEB(マークスアンドウェブ)。ハーブの香りでリラックス!

 

お部屋でゆっくりと好きな時間に入るお風呂は最高です。

お部屋のお風呂は24時間源泉掛け流しで、こんこんと湧いています。

2人で入っても十分な広さの浴槽

誰に気兼ねすることなく、ゆったりと自分の時間を楽しめます。

お湯は熱め、かなり熱いです。

わたしは熱めのお湯が好みなので、ちょうどのお湯加減でした。

夜入って、朝も入って、滞在中何度も入りたくなる気持ちの良い温泉でした。

由布院わらび野 口コミブログ 記念旅行で非日常体験

湯布院わらび野の外観
湯布院山荘わらび野。コンクリートに杉の型押し、森の中に溶け込む外観。

わらび野での非日常体験は以下に集約されます。

  • シンプルだけど温かみのあるインテリア
  • こだわり抜いた地物食材を生かしたお料理
  • 日々の雑念や喧騒(けんそう)を忘れさせてくれる趣味の良いBGM
  • こんこんと湧き出る熱めの温泉
  • 心地よい距離感でのスタッフの方のおもてなし

湯布院わらび野 口コミ 朝食もボリュームたっぷり!

わらび野は、お食事にも満足できるお宿です。

朝は和食です。

前日の夕食は広いホールでいただきましたが、朝食は個室に通されました。

由布院わらび野のダイニングルーム、個室
由布院わらび野のダイニングルーム、個室
由布院わらび野の朝食、出汁を飲んで味覚を整える
由布院わらび野の朝食、まず出てきたのは出汁(だし)。出汁を飲むと味覚が整うのだとか。こんな小さなサプライズがいちいち新鮮で楽しい!
由布院わらび野の朝食
由布院わらび野の朝食、野菜たっぷり、ボリュームたっぷりの朝ごはん!

カラフルな野菜は見た目も楽しく、おいしい!

地物野菜は味が濃く、素材のうまみが存分に感じられました。

ごはんのおともも品数多く、朝の光の中、ゆったりとした朝食タイムをぜいたくに楽しみました。

食後のコーヒーとヨーグルトもたいらげて、今日も一日元気に過ごせます。

由布院わらび野、調度品。
由布院わらび野、調度品。椅子もおしゃれで座り心地がよい。

湯布院わらび野 ホスピタリティの高さに満足!

由布院わらび野、初冬の風景
由布院わらび野、初冬の風景。森の中に点在する宿泊棟、落ち葉でこんもりとした植え込みは、落ち葉をうまくアクセントに使っている。
由布院わらび野、初冬の風景
掃き清められた小径(こみち)と、植え込みの落ち葉とのコントラストがみごと!計算された美しさを感じる
湯布院わらび野、宿泊棟の部屋札
湯布院わらび野、宿泊棟の部屋札、漢字・ローマ字・ひらがなで表記されている。ひらがなの「ぶ」がニュアンスあって楽しい!

湯布院わらび野では、各部屋に担当の係の方がついてくださいます。

料理をサービスしてくれるタイミング、声の大きさ、笑顔・表情、

すべてが心地よく、洗練された質の高いおもてなしだと感じました。

 

ホスピタリティの高さを感じたエピソードをひとつ。

わたしは毎朝、牛乳を飲むのが習慣

朝食に牛乳は出ますか?と聞いてみたところ、「朝食で牛乳はお出ししていません」というお返事。

コンビニは近くにはないということで、係の方から提案が!

「こちらで牛乳をご用意させていただきます」

ありがとうございます、と受けて、

「ちなみに牛乳の銘柄指定などはございますか」

いえ、とくにありません、普通の牛乳でOKです

と答えたところ、ご丁寧にも「こだわりの地物牛乳もご用意できますが」

いえいえ、そこまで恐縮です

朝早くに、別の買い付けが必要になるのでしょうし、せっかくの提案でしたが、そこは遠慮して「普通の牛乳」を出していただくことにしました。

 

一顧客の要望を汲み取っての提案、そのタイミングも受け答えも即答でしたし、普段からの接客スキルの高さがうかがえたエピソードでした。

 

今回は記念日の旅行ということで、宿からのサプライズ、好きなドリンクを1杯サービスもありました。

わたしたちは夕食後、レセプション棟の2階にあるバーでドリンクをいただきました。

 

滞在は1泊でしたが、チェックアウトするのが名残惜しいくらいリラックスした上質な時間を過ごすことができました。

わらび野は、大人の旅にふさわしい宿だと、思いました。

次回は新緑の季節に娘と一緒に訪れたいなと思っています。

最後まで読んでくれはって、ほんまにおおきに〜〜ありがとうございます!