茂山家は、京都で知らない人がいないというほどメジャーな狂言の家系。
江戸時代から続く狂言の名家です。
茂山茂さんは狂言師として絶賛活躍中、後継者を育てる活動にも精力的に取り組んでいます。
この記事では茂山茂(しげやましげる)さんの活動についてお知らせします。
茂山茂さん狂言師としての経歴は?
茂山茂(しげやましげる)さんは、京都を拠点に活動している大蔵流狂言師です。
本名:茂山茂(しげやましげる)
出身地:京都府京都市
生年月日:1975年9月9日生まれ
学歴:京都府立鴨沂高等学校卒業 京都コンピュータ学院卒業
活動履歴:
初舞台は3歳
14歳で「千歳」15歳で「三番叟(さんばそう)」をひらく。
茂山千五郎家のメンバーの一員として、幼少期から父・五世茂山千作(しげやませんさく)に師事。
3歳で初舞台に立ち、その後も数々の古典狂言に出演しています。
伝統を重んじつつも、新作狂言や現代劇とのコラボレーションにも挑戦し、確かな表現力を持つ狂言師として活躍中です。
異色なのは、伝統芸能を生業(なりわい)とする狂言師が、コンピュータの世界で学んだところ。
伝統芸能の世界でもこれからの時代パソコンができるほうが良いと思って進学したと、懐古されています。
違う世界を見るって大事!
視野が広がり、芸に厚みと深みが加わります。
茂山茂さんの家系図
茂山茂(しげやましげる)さんは、日本の伝統芸能・狂言の名門「茂山千五郎家」の大蔵流狂言師です。
茂山家は、江戸時代から続く狂言師の家系で、長年その技を受け継いでいます
茂山茂さんの父は、五世茂山千作(しげやませんさく)、祖父は四世茂山千作【本名:茂山七五三(しげやましめ)】と、いずれも狂言界の重鎮です。
兄は十四世茂山千五郎【本名:茂山正邦(しげやままさくに)】で、風格のある狂言師です。
いとこの茂山宗彦(しげやまもとひこ)茂山逸平(しげやまいっぺい)兄弟も狂言師として活躍しています。
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茂山童司(しげやまどうじ)は親戚関係にあたります。
このように親族揃って多くの狂言師を抱える茂山家の一員であり、伝統を未来につなぐ重要な立ち位置にいる茂山茂さんです。
茂山茂さん、宗彦さんとの関係は?
茂山茂(しげやましげる)さんと茂山宗彦(しげやまもとひこ)さんは、従兄弟(いとこ)同士の関係です。
茂山家は親族和気あいあいとしたチームワークの良さが芸にも反映されていて、安心して見ていられます。
会社でいえばファミリービジネス、親族経営みたいなもの
チームワークのよさは即、芸に表れます。
みなさん、良いお顔をされていますよ!
茂山茂さんはお人柄がにじみ出たよいお顔をされていますし、たおやかな京男ぶりは狂言の世界だけでなく、日常生活の延長のようでもあります。
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茂山茂 名前の由来は?
茂山茂(しげやましげる)さんの名前は、本名です。
「茂」が苗字にも名前にも入っていて、上から読んでも茂山茂、下から読んでも茂山茂。
回文のようですが、名前の由来は何なのでしょうか。
おそらくこれはわたしの想像なのですが
茂山家の伝統を受け継ぎながら、力強く成長してほしいとを期待して名付けられたのではないでしょうか。
茂(しげる)という字は、豊かに茂る草木を連想させ、茂が重なることで芸の道がますます発展し続けるようにとの願いが込められていると考えられます。
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