伊勢神宮の神馬|会えると幸運が訪れる!内宮・外宮の神馬「草新号」「笑智号」に会うには?

昔から日本では神社に馬を贈る風習がありました。

馬は神様の乗り物といわれ、神社と馬は切り離せなかったのです。

神社に奉納する馬を神馬(しんめ)といい、神社では大切に育てられてきました。

今では本物の馬がいる神社は数えるほどしかありません。

日本人の総氏神であり皇室の祖先をまつる伊勢神宮には、皇室から贈られた神馬(しんめ)が4頭います。

この記事では、伊勢神宮の神馬(しんめ)と、出会えたら幸運が訪れるといわれるわけについてお伝えします。

伊勢神宮で神馬に会えると幸運が訪れると言われるわけは?

神社で動物に会うと幸運だといわれます。

ましてや、日本の神様の総本山である伊勢神宮で神馬(しんめ)に出会えるのは、ほんとうに幸運なことです。

なぜなら馬は神様の乗り物として神社に奉納され、神様が乗る神聖な馬=神馬(しんめ)とされているからです。

伊勢神宮の神馬は、ふだん 御厩(みうまや:馬が参拝者を見守るために休んでいる場所)で参拝者を見守っていますが、いつも御厩にいるとは限りません。

限られた時間帯だけ御厩にいます。

いつも出会えるわけではないのです。

だから、伊勢神宮にお参りしたらたまたま神馬に会えたというできごとは、運のよいことなのです。

さらに外宮・内宮ともに出会えたなら、二重の幸運です。

 

神聖な場所(伊勢神宮)で、神聖な馬(神馬)に出会えたなら、この幸運を素直に喜ぶことが、運を開くことにつながります

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伊勢神宮の神馬にはいつ会える?外宮・内宮の会える時間帯は?

外宮・内宮とも神馬は2頭ずついます。

外宮・内宮別にご紹介しましょう。

外宮の神馬

名前よみ生まれ奉納御厩にいる時間帯
草音号くさおとごう2001.2008.1013〜15時
笑智号えみともごう2006.3.262011.9

外宮の神馬は2頭とも白馬です。

会える時間帯は、御厩(みうまや:馬が参拝者を見守るために休んでいる場所)に13〜15時の時間帯にいることが多いです。

御厩で休んでいるときには、神馬の着物=馬衣(ばい)はふつうはつけていません。

ただし、お天気や体調によりこの時間帯にいない場合もあります。

内宮の神馬

名前よみ生まれ奉納御厩にいる時間帯
国春号くにはるごう茶褐色1988不定期
草新号くさしんごう茶褐色2001.3.15 2018.6

内宮の神馬は2頭とも茶褐色の神馬です。

内宮では、御厩(みうまや:馬が参拝者を見守るために休んでいる場所)にいる時間帯は不定期です。

時間帯は決まっていないのですね。

伊勢神宮の神馬に確実に会いたいなら朔日参り(ついたちまいり)にお参りするのがおすすめ

外宮・内宮とも、神馬は毎月、1日、11日、21日の朝8時ごろに正宮(外宮の神殿、内宮の神殿)に参拝します。

特に1日のお参りは「朔日参り(ついたちまいり)」といわれ、特別なものとされています。

神馬を一目見ようと参拝する人が多いのが、朔日参り(ついたちまいり)です。

神馬はきちんと教育、しつけがされているので、正宮の前では神職と一緒に頭を垂れて参拝します。

人間と同じですね。

いえ、神馬は人間よりも格が上とされています。

神様にお仕えする馬なのですから。

 

ただし、雨天や神馬の体調によってはお参りがないこともあるようです。

伊勢神宮・外宮の神馬「笑智号」は白馬で高貴な姿

伊勢神宮・内宮の神馬(しんめ)
伊勢神宮・外宮の神馬(しんめ)「笑智号(えみともごう)」。いつも出会えるとは限らない、出会えたらラッキーとか!

2006年生まれの笑智号(えみどもごう)です。

わたしたちがお参りしたのは15時を回っていましたが、まるで待っていてくれたかのように穏やかな表情でお出迎えしてくださいました。

ふつうは御厩(みうまや)にいる場合、衣装をつけていないのが常なのですが、このときは菊の紋章が入った馬衣(ばい)を着て、高貴なお姿を拝見できました。

とても幸運でした。

たてがみも美しいですね!

そこだけ別の空気が漂っているような澄んだオーラをまとっていて、馬という動物ではなく神様のつかいのように感じましたから。

おとなしく、気品があり、さすが伊勢神宮の神馬でした。

 

伊勢神宮・内宮の神馬「草新号」は茶褐色が美しい

伊勢神宮・内宮の神馬
伊勢神宮・内宮の神馬「草新号(くさしんごう)」。いつも出会えるとは限らない、出会えたらラッキー!

外宮をお参りした翌日、内宮をお参りしました。

早朝参拝を終えて御厩を見ると、立派な茶褐色の草新号(くさしんごう)がおはようのごあいさつをしてくださいました。

濡れたような深い茶色と手入れされた毛並みが印象的でした。

この草新号も、伊勢神宮の世界観に自然に溶けこんでいて、自己主張することなくおとなしくそこにいたのでした。

なので、神馬がいることに気づかずに通り過ぎてしまう人もいたほどです。

 

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最後まで読んでくれはって、ほんまにおおきに〜〜ありがとうございます!