念願かなってはじめて、高千穂の地を訪れてきました。
わたしの場合、旅の印象は第一印象で決まることが多いのです。
高千穂は、こぢんまりした山あいの里で手入れが行き届き、清潔で整った印象をもちました。
神々がすむ里・高千穂は、目に見えない神様の気配がそこかしこに感じられる不思議な町でした。
高千穂神社での不思議体験、スピリチュアルなエピソード
高千穂神社の神楽
予約しておいた高千穂神社での夜神楽。
20時からの上演に備え、ホテルを出て19：30に神楽殿につきました。
神楽殿の前にはかがり火がたかれ情緒たっぷり、期待が高まります！
早めに入ったつもりでしたが、19：30ですでに30名ほどの人が着席していました。
ちなみにこの日は平日、80名くらいの観客で広間は満席でした。
最前列で鑑賞したければ、19：00には行くのがおすすめです。
神隠しにあった！
席をとって一息すると、今まで首に巻いていたスカーフがないことに気がつきました。
ホテルを出るときは確かに、首に巻いていたのに、ここに来るまでに落としたのかな？
わずか300メートルほどの道中、
落としたと思われる道を探しながら戻り、ホテルのエレベーターの中も探し、部屋も探したけれど、見つかりません。
再び高千穂神社までの道を探しながら向かいましたが、スカーフは見当たりませんでした。
落とした場所も形跡も、心当たりがありません。
どこで首から外れたのだろう？
どこで無くしたのだろう？
もしやこれは、神隠し？
気に入っていたスカーフだったけど、旅先で別れることになるとは、何かのサインなのでしょうか。
旅に出ると、良い気はもちろん邪気も受け取ってしまうことがあります。
ものとの別れにも意味があると言いますが、邪気を取り込みやすい首に巻くスカーフを無くしたことは、厄落としをしてくれたのかもしれません。
邪気がついたスカーフをなくすことで、悪い気を遠ざけ、神様が旅の安全を守ってくださったのかもしれません。
神様に感謝して、なくしたスカーフは潔くあきらめました。
高千穂神社の夜神楽、陽気で楽しく不思議なリズム！
神楽とはもともと農耕儀礼と深く結びついた芸能です。
高千穂の夜神楽は、生命力がほとばしる陽気で明るいものでした。
もっとおごそかなのかと構えていましたが、想像以上に楽しく、ストーリーもわかりやすく体の中から力がみなぎってくるような気分を味わいました。
明るい節に自然と見ているほうも笑顔になり、1時間の上演はあきることなく釘づけで楽しむことができました。
高千穂は不思議な町、すごいパワースポット！神様の気配を感じる町！
山あいの里・高千穂、町に入った瞬間、空気が違うのを感じました。
旅では直感が研ぎ澄まされます。
まして初めての土地を訪ねると、ここがどういった町なのか直感が教えてくれます。
高千穂は標高が高く、空気も下界とは違うにおいがする気がしました。
しんと澄んだ空気に包まれ、町全体に良い気が満ちている、そんな感じを受けました。
高千穂 最強のパワースポット〜天孫降臨の神話の里を旅する〜 清浄な空気と神様の気配！
高千穂は、一度は訪れたいパワースポット。神秘的な空気に包まれ、一見して日本のどの場所ともちがう空気が流れています。山あいの小さな町に大小500もの神社があり、暮らしの中に祈りと信仰が息づいています。神様はいつもすぐそ[…]
高千穂は不思議な気が満ちている！
高千穂はパワースポットといわれていますが、その理由をさぐってみたところ、興味深いエピソードが見つかりました。
高千穂は、全国でも有数の神社の数が多い地域だとか。
なるほど、町全体に漂う空気がまるで他の土地と違うわけに納得です！
天孫降臨の神話が伝わる高千穂の里には、神話に基づく神社が点在しています。
大小さまざまの神社があり、有名どころはわたしも今回巡ったのですが、とても一日では回りきれないくらいの神社が狭い範囲に林立しています。
天安河原は怖い場所？石積みの意味と賽の河原の関係 気持ち悪い心霊スポットって本当？すごいパワースポット！
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神話の里、高千穂全体に流れる気は、プラスのエネルギーに満ちており、気持ちをたかぶらせてくれる良いエネルギーでした。
心身を浄化させてくれる感じも受けました。
神々が住む里・高千穂では神様の気配がすぐそばにあります。
心身をフラットにして、信心を持って高千穂を訪れてみると、神様の声や気配に気づけるのではないでしょうか。
神様を見たり感じるのは、人の心なのですから。
高千穂がパワースポットである理由！
高千穂がパワースポットといわれるゆえんは、その地形にもあるのだと、わたしは今回の旅で実感しました。
高千穂は標高が高く、高低差がある地形です。
平地でも標高300mほどの高い場所に広がっています。
300mといえば、小高い山ほどの高さです。
そんな高い場所に町が広がっているのです。
特筆すべきは、高千穂の地形。
絶景の高千穂峡はじめ、阿蘇山の噴火でできた絶景は今でも27万年前の火山の噴火のエネルギーを放出し続けています。
火山の噴火ではとてつもなく大きなエネルギーが地球の内部から外に出ます。
そのエネルギーは今もきっとこの土地に刻まれているし、噴火でできた山や川、石や草木にまでも宿っていると思います。
パワースポットがあちこちにあるのは、27万年前阿蘇山の噴火と無関係ではないように、わたしは今回高千穂を旅して感じました。
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標高が高いので当然気温も低く、高千穂は12月の中旬、朝晩はマイナスまで冷え込みました。
日中との気温差がとても大きいのが特徴です。
標高が高いため、空気が澄んでいます。
日が長いのも、行ってみて感じました。
冬至のころ（12月22日）、わたしの住んでいる関西では夕方の17：30になるともう真っ暗なのですが、高千穂ではまだうっすらと明るく、夕方の陽が残っていました。
日本は横に長い島国なので、西に行くほど日の入りは遅くなります。
しかも高千穂は標高が高いため、日の入りも遅いのです。
パワースポットの高千穂神社で大事なものをなくす体験は、夜神楽のエネルギッシュなパワーでかき消されフル充電できた心に残る思い出になりました。
高千穂神社の夜神楽、ぜひおすすめです！
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最後まで読んでくれはって、ほんまにおおきに〜〜ありがとうございます！