安産祈願|三重県の多度大社で戌の日に!神馬もいる別名「北伊勢大神宮」

妊娠中の一大イベントであり、お祝いごとといえば、安産祈願です。

安定期に入る5か月の戌の日に昔から、「帯祝い」として、妻側の実家から腹帯(はらおび)を贈っておなかの赤ちゃんのすこやかな成長を願う行事でした。

今でも都合が許すならぜひやっておきたい行事です。

この記事では、三重県の安産祈願でおすすめの多度大社(たどたいしゃ)での安産祈願についてお知らせします。

安産祈願、三重県のおすすめは?

三重県の有名な安産祈願の神社といえば、伊勢神宮です。

日本人の心のふるさと、伊勢神宮には大いなるパワーが降り注いでいます。

国家安泰・五穀豊穣のごとく大きな祈りから、家内安全・商売繁盛など個人的なお願いごとまで引き受けてくださる懐(ふところ)の大きな神様です。

天照大御神(あまてらすおおみかみ)のおはします伊勢神宮。

伊勢神宮に行くことができるのであれば、安産祈願も伊勢神宮ですると忘れられない経験になるでしょう。

安産祈願におすすめ、多度大社!

伊勢神宮まで足を伸ばせない、そんな場合、三重県の安産祈願におすすめの神社をご紹介します。

三重県でも大きな神社に入る、多度大社(たどたいしゃ)です。

多いに度と書き、多度大社。

多くこの度はしあわせが、縁起の良い名です!

 

多度大社(たどたいしゃ)は三重県桑名市に位置しており、三重県の県庁所在地である津市から車で1時間程度。

伊勢神宮とは、2時間ほどの場所にあります。

伊勢神宮に祀られている天照大御神(あまてらすおおみかみ)の実質、子といえる天津彦根命(あまつひこねのみこと)が祀られています。

天照大御神(あまてらすおおみかみ)の子が祀られているとあって、多度大社(たどたいしゃ)は別名「北伊勢大神宮」とも呼ばれています。

多度大社(たどたいしゃ)は伊勢神宮から見て北の方角に位置しています。

多度大社の安産祈願、内容はどんなの?腹帯は?

多度大社の安産祈願のお下がり
多度大社の安産祈願のお下がり。安産お守り、さらしの腹帯、お神酒、かつお節

安産祈願は予約は不要です。

9:00〜16:30の間に来社順に祈祷受付をしてもらえます。

 

わたしたちが伺ったのは、2021年8/6(金)の戌の日、大安。

他に交通安全祈願の新車の祈祷の人もいました。

平日でコロナ禍ということで、混んでいなかったのがさいわいです。

待たされることもなく、わりとすぐに祈祷に案内されました。

 

前もって神社に確認しておいたのですが、安産祈願の腹帯(はらおび)は、昔ながらの木綿のさらしの帯が授与されました。

いまどきのコルセット(脱着が容易なベルトタイプ)は、新品持ち込みで祈祷していただけました。

 

新品を持ち込み、お祓いしていただきました。

 

授与品(おさがり)は、

  1. さらしの腹帯(はらおび)
  2. 安産祈願のお守り
  3. お神酒(おみき)
  4. かつお節

多度大社での安産祈願、祈祷料は?

安産祈願の祈祷料は5,000円からです。

7,000円のお納めで、神楽(かぐら:巫女さんの舞)を見ることができます。

 

プラス2,000円で、普段なかなか見る機会のない巫女さんの舞が見れるなら、ぜひ見ておきたいです。

巫女の舞は神様に捧げる舞です。

神様に願いが届きやすくなるといわれています。

2,000円はケチらないでお納めして神楽を見ることをおすすめします。

 

すばらしいです、巫女さんの神楽。

キビキビとした身のこなし、初々しくフレッシュで、心に残りました。

 

神の使いである巫女さんの処女的な舞に感動しましたよ。

2023年戌の日

1月  4(水)   16(月)   28(土)  
2月 9(木)   21(火)
3月 5(日)   17(金)   29(水)
4月 10(月)   22(土)
5月 4(木)  16(火)   28(日)
6月 9(金)   21(水)
7月 3(月)   15(土)   27(木)
8月 8(火)  20(日) 
9月 1(金)  13(水)   25(月)
10月 7(土)   19(木)  31(火)
11月 12(日)  24(金) 
12月     6(水)  18(月)  30(土)

赤字 は 大安戌の日が重なる日です。

多度大社には本物の神馬(しんめ)がいる!しかも白馬!

多度大社の神馬
多度大社の神馬「錦山(きんざん」。美しい白馬で人懐っこい瞳をしています。

昔は本物の馬を神社に奉納していました。

馬は神様の乗り物です。

その馬を奉納することで、神様が降りてきて願いをかなえてくれると信じられていたからです。

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絵馬

でも、本物の馬を毎回、奉納するのはお金もかかるので、次第に馬は絵に描いた馬、つまり絵馬へと変わっていったのです。

 

今でも本物の馬がいる神社はごく限られています。

伊勢神宮など大きな神社のみです。

多度大社にはこんな立派な白馬がいるのですから、地域の人たちの信仰を集めている証ではないでしょうか。

 

ニンジンをおいしそうに食べてくれましたよ。

多度大社へのアクセス

 

■名称:多度大社(たどたいしゃ)

■住所:三重県桑名市多度町多度1681番地

■駐車場:無料

■参拝時間:9:00-16:30

■社務所:9:00-16:30

■定休日:なし(無休)